高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

どうにか今日まで生きてきた(feat.藤巻亮太)/川嶋あい -今日までを肯定して、これからも前向きに-

突然ですが、皆さんは卒業シーズンを代表する名曲と言えば何を思い浮かべますか?

ほとんどの方がレミオロメン「3月9日」や川嶋あいさんの「旅立ちの日に・・・」を思い浮かべるのではないでしょうか。

2曲とも今の季節にピッタリな歌詞と優しいメロディになっていて、新しい一歩を踏み出す人々の背中を押してくれるのではないかと思います。

 

そんな名曲を生み出した二人が初めてコラボする形で新曲「どうにか今日まで生きてきた(feat.藤巻亮太)」を発表しました。

これまでの日々を肯定しながらこれから始まる日々に対する希望を寄せる・・・

前向きなメッセージに耳を傾けながら聞いてほしい1曲です。

 

・どうにか今日まで生きてきた(feat.藤巻亮太)
今日までの日々、そしてこれから先もー。

今を生きる人々に対する前向きなメッセージが印象的なポップナンバー。

爽やかで力強いバンドサウンドと軽やかなメロディ、川嶋あいさんと藤巻亮太さんの歌声に安心感を感じずにいられません。

明るさに満ちたホーンサウンドはこれから歩もうとする人生に対する希望をイメージしているかのようで、自然と背中を押されました。

Bメロやサビのバックで鳴るシンセサウンドも優しさを感じさせる仕上がりになっていて、不安に感じる人々の心を包み込んでくれます。

間奏などで聞けるコーラスは特にそれを感じるのではないかなと。

 

そして、「成功や失敗含めてこれまでの日々を肯定してこれからの人生も頑張っていきたい」と歌った歌詞もこの曲のポイントではないでしょうか。

 

難しい言葉を使わず分かりやすい言葉で歌っているんですが、それだけにスッとメッセージが入り込んでくると言いますか。

この先の人生で失敗や辛いこともあると思うんですけど、今までの自分を信じて乗り切りたい・・・

単に前向きでありたいと歌うだけでなく、コロナ禍で先行きが見えない時代ならではの強い気持ちを描いているのが見事ですね。

 

今の時代らしい強さと同時に前向きさを歌い上げた「どうにか今日まで生きてきた」。

卒業ソングってわけではないですが、新しい一歩を踏み出した人々の背中を押してくれることでしょう。

どうにか今日まで生きてきた (feat. 藤巻亮太) - song by Ai Kawashima, Ryota Fujimaki | Spotify