高知より愛を込めて

高知から音楽(J-POPメイン) やグルメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

silent/SEKAI NO OWARI -クリスマスだからこそ「特別」な夜、だけど本当は静かな夜-

幻想的でキラキラしたサウンドがいかにもクリスマスソングなんだけど、「実は・・・」って感じの1曲。

厳かさも感じられるアレンジから、現代のクリスマスの光景を否定しているようにも感じられました。

 

・silent(TBS系ドラマ「この恋あたためますか?」主題歌・12月16日発売)

ファンタジーな音世界が持ち味のセカオワにとって初めてとなるクリスマスソング。

ベルや鈴の音、ピアノを主体とした幻想的なサウンドになっていて、光り輝くイルミネーションの中でも感じられる厳かな雰囲気が印象的。

クリスマスの夜ならではの静けさと賑わい、それを同時に表現しているのが見事。

最近のセカオワらしく王道J-POPを意識したアレンジとなっているのもポイントで、サビや間奏でギターサウンドを活かした盛り上がりはシンプルながらグッと引き込まれます。

歌詞に描かれた「クリスマスは特別な夜」というメッセージをより引き立てているなと感じました。

 

特に、サビの歌い出しのフレーズはクリスマスの夜が特別なんだなってのを実感させてくれるものでして。

「クリスマスなんて無ければ いつも通りの何にも変わらない夜なのに」とあえて否定的に歌うことで、クリスマスの夜が特別だってのを強調しているんです。

クリスマスじゃないとただの夜なのに、クリスマスというだけで特別になってしまう・・・

今や「クリスマスは恋人と過ごす夜」になってしまっているんですが、その風潮に対するアンチテーゼ的なメッセージも込められているのかなと感じました。

クリスマスであること以外は本当に他の日と何ら変わらない冬の夜だから、特別に捉えすぎるのも考え物じゃない?

クリスマスソングに見せかけて実は現代のクリスマスに溢れる光景を否定しているのでは、そう感じた1曲です。
silent - song by SEKAI NO OWARI | Spotify