高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

MIU404 3話「分岐点」 -どんな事情があっても、やってはいけないことがある-

1話完結モノかと思いきや、クスリの売人登場は次回以降に繋がりそうな伏線ですね・・・

 

・感想

陸上部が廃止になったことによるやり場のない感情から、いたずらで気を紛らわそうとした中学生たちによる虚偽通報がテーマとなった3話。

通報を受けて公衆電話に来た伊吹を挑発し、競争に勝つことで自分たちの走りが凄いってのをアピールしていたんでしょうね。

陸上部を廃止したことは間違いだったと学校に気づかせたいのと同時に、自分たちの意見を聞かずに断行した教師たちに対する反抗心の表れでもあったんだろうなぁ。

 

ただ、どんなに学校の決定に納得が行かなくても虚偽通報など、迷惑行為は絶対にしてはならないんですよね。

中学生本人たちには虚偽通報をすることで単に周りを困らせたいという軽い気持ちがあったんでしょうけど、それが招いたのは本当の緊急事態が発生した時も嘘の通報だと思われてしまう結末で。

通報者役の生徒が一人でいる時にわいせつ犯が近づいてきて誘拐されてしまうんですが、これも嘘だろうと警察から思われてしまいました。

嘘か本当かわからない通報を続けたことで、警察も混乱してしまったんです。

通報があれば被害を抑えるために捜査するのが警察の仕事なんだけど、自分たちが楽しむためだけに迷惑をかけ続けた結果、必要な時に助けてもらえない・・・

世の中には絶対にやってはいけないことがある、そんなメッセージをこの3話で伝えたいのではないでしょうか。

 

・クスリの売人・・・?

ラストに登場した菅田将暉演じるクスリの売人。

陸上部のリーダーと接触したみたいですが、その時の笑顔が狂気を感じさせるものでした。

親しげな関西弁で接してくるんだけど、見るからに関わったらいけない人物的な雰囲気が漂っていて。

この先、ストーリーにどう関わってくるのか気になります。

 

・挑発に乗る伊吹

虚偽通報があった公衆電話に駆け付けた時、中学生たちとの競争に挑んでいました。

野生のバカだから単に舐められたくない気持ちがあったと思いますが、それ以上に虚偽通報をするくらいなら他へそのエネルギーを使ってほしい想いもあったんでしょうね。

それにしても、負けた時の悔しがりっぷりが野生のバカと言われるに相応しいと言いますか。

 

・わいせつ犯との取っ組みあい

刑事ドラマらしく、わいせつ犯との取っ組みあいも描かれました。

スタンガンで攻撃してくる相手に伊吹も苦戦していたものの、志摩さんの冷静さで捕らえ

るシーンはお見事です。

それにしても、志摩さんと伊吹は仲良くプールに落下するほどの関係なんですね。

合ってないようで合ってるコンビじゃないでしょうか、この二人。

 

・まとめ

クスリの売人登場で大きく物語が動きそうな予感がする3話でした。

これ以降も事件が起こると思いますが、一筋縄ではいかないように感じるのは私だけでしょうか。

志摩さんと伊吹はどんなコンビネーションを我々に見せてくれるのか。

今後の展開も楽しみ。