2019年はアルバム「瞬間的シックスセンス」をはじめ、「ハルノヒ」などシングル3枚をリリースして精力的に活動したあいみょん。
2018年の「マリーゴールド」もサブスクで長く聞かれるなど、印象に残る曲を生み出し続けています。
そんな彼女が2020年最初の新曲「さよならの今日に」を配信リリースしました。
「明日をどう生きるか」と問いかける歌詞、安定した良質のメロディが心に響く1曲となっています。
・さよならの今日に(日本テレビ「news zero」テーマソング)
90年代J-POPを彷彿とさせるメロディとアレンジがあいみょんらしいミドルナンバー。
ギターサウンドを軸にしたシンプルな構成の楽曲でありながら、安定した良さのメロディは聞く者を引き込む力があります。
ゆったりとしたテンポなんだけど、掻き鳴らされるギターサウンドが意外とエモーショナルな仕上がりで。
繊細さの中にある芯の強さを感じさせてくれるんですね。
バックを彩るストリングスの音色、間奏のメロディラインも曲に深みを与えているように感じました。
それをより引き立てているのが歌詞ではないでしょうか。
「明日は誰にでも来るからそれをどう生きるか」、そんなメッセージを込めた歌詞に背中を押されながらもいろいろ考えさせられます。
明日がやってくる以上、過去を悔やんでも仕方がないと思うんですよね。
今日の失敗を踏まえてそれをどう活かしていくか・・・
自分なりに出来ることを全力でやっていくことが大切、優しくも力強い歌唱でそう訴えかけてくるかのようです。
今日という日は二度と戻らないからこそ、真剣に生きようー。
ありがちなメッセージなんですが、一日一日の大切さに改めて気づかせてくれる1曲です。