着実に存在感を強めている三浦大知。
昨年の「球体」と「Be Myself」、今年の「片隅」と歌もしっかりと聞かせてくれました。
そんな彼の新曲「COLORLESS」が来年発売のニューシングルより配信されていますが、表現力の高さにビックリせざるを得ないものでして。
これが表題曲でもいいんじゃないってほど洗練された楽曲、アーティストとしての決意を明確に歌った歌詞・・・
あっと言う間に引き込まれてしまいました。
・COLORLESS(2020年1月15日発売のシングルより先行配信)
洋楽のような洗練されたメロディなのに、J-POPらしい分かりやすさも兼ね備えた楽曲が圧倒的。
それに乗っかる三浦大知の安定した歌唱もあって、すごく聞きやすい仕上がりとなっています。
EDMっぽい浮遊感のあるサビや低音ベースによる静寂さが印象的なBメロ複雑など、一聴すると複雑に感じるんだけど、実際はそうじゃないんですよね。
メロディの進行が本当にシンプルであくまでもJ-POPとして聞かせているのが素晴らしいなと思いました。
それでいて語感のいい歌詞の心地よさもあるのが見事。
韻を踏んだ歌詞になっていることで「どんなジャンルも飲み込むからこそ、何色にも染まらない自分らしさが生まれる」というメッセージの強さを確かなものにしているのです。
結果、軽快さもあって何回も聞きたくなる1曲になりました。
あまりJ-POPっぽくない雰囲気なんですが、それがクセになると言いますか。
ダンスだけでなく、歌の表現力もアップしているのを感じずにいられません。