ドラマーのサトヤスが活動を休んでいるのが心配なドロスですが…
本日より配信された「あまりにも素敵な夜だから」は、その心配を吹き飛ばすくらいに前向きさを感じさせるポップナンバーでした。
・あまりにも素敵な夜だから
都会的で洗練されたメロディとオシャレなサウンドに引き込まれるポップナンバー。
浮遊感を演出するシンセ、スマートさを与えるドラムのリズムが聞いていて心地よい仕上がり。
それらが影響してか、サビのメロディに懐かしさがあって80~90年代ポップスのような雰囲気を感じられました。
サビ終わりのマイケル・ジャクソンを彷彿とさせる洋平のハイトーンシャウト、ラストの歌唱がそれを物語っています。
ギターのリフも絶妙なテンポで奏でられており、思わず身を委ねたくなります。
全体的に楽曲のリズムが素晴らしく、自然と踊りたくなってくるほど。
また、Aメロ→Bメロ→サビ→二番目→Cメロ→大サビという王道の構成でありながら、しっかりと心を掴む曲になっているのが見事。
特に、半音上げた大サビの歌唱は思わず圧倒されました。
J-POPではありがちなんだけど、それを上手く取り入れてドロス流のポップスに昇華している印象。
ありがちなことをやって驚かせてくれたのが個人的にポイントだと思います。
歌詞も聞く者の背中を押してくれるものになっていると言いますか。
ミスを繰り返して落ち込むこともあるけど、それを忘れるくらいに全力で生きていきたいー。
いっそ、その間違いをプラスに変えられるよう頑張っていこう。
ずっと落ち込んでなんかいられない、強いメッセージを感じずにいられませんでした。
・まとめ
洗練されたポップナンバーでありながら、懐かしい雰囲気も漂っているなと感じた「あまりにも素敵な夜だから」。
プラス思考の歌詞と相まって、聞いていると気分が晴れてくる1曲ですね。
力強いメッセージが多いドロスの歌詞ですが、その中でも特に好きなものとなりました。