ここ最近、特に聞くこともなく離れていたポルノグラフィティ。
しかし、今年に入ってから引き込まれる曲を発表しています。
EDM要素を取り入れたオシャレポップス「カメレオン・レンズ」、王道のJ-POPでありながら現代へのメッセージを含んだ「ブレス」。
この二曲を聞いてからというもの、久々にポルノ熱が再燃しつつあるわけで。
そして、9月28日に配信リリースされた「Zombies are standing out」もそんな私を引き付けるには充分な曲でした。
ハードなギターサウンドが2003年の「ラック」を彷彿とさせる、懐かしさと新しさが同居したポルノらしいラウドナンバーです。
- Zombies are standing out
ヘヴィーに歪んだギターサウンドとバックで鳴るシンセが程よい緊張感を感じさせる、ハードでありながらも聞きやすいポルノ流のハードロック。
シンセやEDM要素を上手く取り入れ、今風のサウンドに仕上げているのが印象的。
ゾンビのうめき声をイメージした音のギミックや歌詞の世界観もあって、ダークな雰囲気になっています。
特に、この曲はギターフレーズがカッコいいと言いますか。
イントロからAメロまでのうねるようなメロディラインは実に攻撃的。
全体的に鋭さを押し出しているのがたまらない。
力強い歌唱でクリアに聞かせる昭仁のボーカルももちろん健在。
歌詞はゾンビをテーマにしていながらも、諦めない心を持つことが大切だと歌っています。
バイオハザードをはじめ、ホラー系の作品ではおなじみの存在と言えるゾンビ。
生命力が高く、ちょっとのことでは怯まないんですよね。
今を生きる私たちもそのように強い心を持って生きていこうー。
今年で20周年を迎えるポルノグラフィティが歌うことで説得力が生まれているように思いました。
まとめ
20周年を迎えたポルノグラフィティ。
趣向の変化もあって聞かなくなった時期もありましたが、再び曲を聞くようになったのは彼らの積み重ねや振り幅の広さがあるからなんでしょうね。
ゾンビのように強い心を持って生きようと歌う「Zombies are standing out」はポルノグラフィティの強さも証明しているように感じます。