ipodを聞くために買い替えたパナソニックのミニコンポ「SC-PMX80」。
使い始めてから2週間ほど経過したので、今まで使っていた機種との比較も含めてレビューみたいなものを書いていきたいと思います。
オーディオマニアではないただのJ-POPリスナーによる記事ですが、この機種が気になっている方の参考になれば。
なお、これまで使っていた機種は以下のものになります。
パナソニック「SC-PM77MD」、「SC-HC37」
ビクター「UX-QX1」
では、以下に使用感をまとめました。
1.実際に曲を聞いてみての感想
主にJ-POPを聞いているんですが、今まで使用してきたコンポと比べて低音が強調されているように感じますね。
アンプの出力が60W+60Wなこと、3スピーカーになっているのもあって音量を抑えめにしても十分に迫力のあるサウンドが出ているなと。
最近の機種らしく、音もはっきりと聞こえてくる印象。
セール中だったこともあり、購入した時の値段も3万を切っていたのでJ-POPを聞く分には申し分ない性能です。
ただ、クラシックやジャズをメインに聞くとなればもっといい機種にした方がいいかもしれませんね。
イコライザーの種類や重低音強調機能がついているのを考えると、J-POPを楽しむ方向けの機種ではないかなと思います。
2.ipodの再生
これもしっかりと対応しています。
ipod付属のケーブルをコンポのUSBポートに接続するタイプで、新しいipodだけでなく古いタイプ(2011年に購入したipod nano)のも聞けました。
前に使っていた「SC-HC37」もipod対応だったのですが、USBではなく直接ドッキングするタイプで。
接続端子も前の世代のやつで新しくなったipodには対応してなかったんですよね。
あと、音量を自動的に調整してくれるのが個人的に大きい。
「SC-PM77」と「UX-QX1」ではイヤホン端子から入力端子に繋いで聞いていたので、曲によって音量にバラツキが出たりしてました。
充電されないので電池残量も気にしなければいけないし・・・
この二種については10年以上前の機種なので仕方がないんですけど(^^;
3.Bluetoothにも対応
これまた最近のミニコンポにはついている機能のようですね。
スマホやパソコンの音声をミニコンポから再生できるようになっていて、スマホに入れた音楽やゲームのBGM・セリフも迫力あるサウンドで楽しめました。
使うにはペアリングの設定が必要ですが、説明書を読めば簡単に出来るので問題ない感じかと。
4.ハイレゾ音源対応
ここ数年でちらほら耳にすることがある「ハイレゾ音源」。
音の解像度がCDよりも上がっていてより臨場感のあるサウンドが楽しめるものですが、この「SC-PMX80」も対応してまして。
みかこしのニューアルバムにハイレゾ音源のダウンロードコードがついていたので、チャンスだと思い試すことに。
再生環境的にスマホからBluetoothで飛ばすことしか出来ませんでしたが、CDで聞いた時に比べると確かに音の解像度が上がっているなと思います。
ただ、Bluetoothなので本来の良さを堪能できたかは分かりませんが・・・
USBメモリに入れたりパソコンから直接デジタル入力で繋ぐと本来の解像度で楽しめるんだろうなぁ。
私としてはこれでも十分だと感じたので、USBメモリを買う予定はないです。
まとめ
こういうミニコンポなどオーディオには興味がないのですが、せっかくなので使用感という形で記事にしました。
3万以下のミニコンポでありながらCD・ipodの再生だけでなくBluetoothやハイレゾ音源にも対応しているのが大きなポイントでしょうか。
音質についても今まで使っていたものと比較していいと感じましたし。
ミニコンポを探しているけど3万以下に抑えたいと思っている方にはオススメではないかと。
※2019.8/15 追記
なお、現在は販売が終了して後継機種のSC-PMX90に切り替わりました。
スピーカーやアンプの出力、イコライザーなど音質面についてはほぼ変わらないみたいです。
大きな違いと言えば、光デジタル入力とAUX(赤白じゃないやつ)にも対応するようになったくらいでしょうか。
今のところ、ケーズデンキにて32000円ほどで販売されています。
もしSC-PMX80の在庫がある場合は無理に90の方を買う必要性はないんじゃないかなと感じました。
光デジタル入力を使いたいなら検討しても良さそうです。