高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2017年11月ベストソング5選

11月も最終日になりました。
明日からは12月、今年も残すところ1か月ですね。
本当に時がたつのは早いといいますか。
寒さも増しているので、体調管理をしっかりとしていきたいところ。

 

さて、月末恒例となったベストソング5選記事。
11月分とまいりましょう。
秋らしさを感じる日があまりないように感じた今年の11月。
音楽的には豊作と言える月だったかなと感じます。
特に曲単位で素晴らしいものが多く、ベストを5曲に絞るのが非常に難しかったです。
次点曲も入れて10曲選んでいる当企画ですが、それでも今月は悩みに悩みました。

どうにか選び抜いたベスト5曲と次点5曲、こんな感じになります。

 

2017年11月ベストソング5選

ノスタルジックなメロディと過去を大切に前へ進む想いが心に響くミディアムナンバー。
イントロの雰囲気やアコギを基調としたサウンドはシンプルながらも引き込まれます。
日常的な情景を表す語句(タクシー、電車など)が歌詞の世界観を明確にしてくれるんですね。

特に、サビの感情的な歌唱を引き立てるエモーショナルなギターサウンドが素晴らしい。
楽曲の魅力をストレートに感じさせてくれました。
ゲスト参加の菅田将暉もいい仕事をしているといいますか。
決して上手ではないけど、粗削りな歌唱から真っ直ぐに想いが伝わってきます。
ラストの「らららら~」と歌う箇所は圧巻の一言。
米津玄師の歌唱もそれを手伝うような形なのが見事。

改めて、米津玄師のソングライティング力と表現力を実感しました。

 

アコギとピアノの美しい旋律に心が温まるウインターソング。
秦基博の繊細な歌唱とテナーの美メロ、両者の持ち味を見事に融合させた印象です。
サビでエッジを効かせたギターサウンドもどこか温もりを感じさせてくれました。
曲全体で灯りのような温もりを表現しています。
この冬、ぜひ聞くべき1曲。

 

困難を跳ね除けて力強く生きろ―。
そんなメッセージ性の中に「意気覇気生気~」と韻を踏む遊び心も感じられるユニゾンらしいロックナンバー。
最近のユニゾンらしく軽快なメロディなんですが、それを武器に痛快さを生み出しているのが見事。
特に、二番に入る瞬間の転調は度胆を抜かれるくらいにカッコいい。
ドラムの攻撃的なフレーズがたまりません。
ポップだけどガツンと来る、ここ最近のユニゾンの魅力を存分に感じられる仕上がり。

 

尖ったギターサウンドと掻き鳴らされるアコースティックギター、感情のままに歌い上げる高橋優の歌唱が圧巻。
人には醜い部分、愛しい部分が共にあると歌った歌詞も印象的。
時には押し潰されそうになるけど、助けられることだってあるんですよね。
高橋優らしい鋭さと優しさで人間について歌った1曲です。

 

ライブでの勢いを感じさせる疾走感が印象的なロックナンバー。
歌詞や攻撃的なメロディラインから感じる刺々しさは歌詞に描かれた世界の厳しさを表現してるかのよう。
逃げても変わらないのなら立ち向かうしかない・・・
「Invisible~」とは違い厳しめの言葉が選ばれているものの、こちらもこの世界で生きる者の背中を押してくれる感じ。
何より、自身の伝えたいメッセージと同時に「血界戦線」の世界観も意識しているのが見事。
ロックバンドとしての表現力を増したユニゾンの強さを感じました。

 

次点曲

スカのリズムに乗っかる斉藤宏介のボーカルが実に爽快なナンバー。
楽曲のせいか、色気を感じさせる歌い方となっているのが印象的。
オシャレな雰囲気の漂うホーンやピアノの音色も心地よさに繋がっています。
スカパラサウンドと斉藤宏介の伸びやかなボーカルの魅力を同時に感じられる佳曲。

 

  • [Alexandros]「明日、また」

誰かを越えようとする意志や泣きじゃくる時が来ても笑うことで強く在りたい・・・
そんな力強い思いを歌い上げたドロスらしさ全開のギターロック。
軽快で跳ねるようなメロディがその想いを増幅させています。
サビに入る手前のBメロで「Run away」のメロディラインを取り入れているのも印象的。
さらに前へと進み続けるドロスの決意を感じました。

 

クールな歌唱と妖艶なジャズトラックが見事にマッチした、新たなぼくりりの一面を感じられる1曲。
間奏後に少し聞かせるラップや歌詞の雰囲気が色気に満ちています。
表現力が増した、大人のぼくりりを堪能できました。

 

触れ合ったり離れたり・・・
ふたりの微妙な距離感が生み出すもどかしさを表現したポップナンバー。
ピアノの軽快なスウィングでそれを感じさせるのが見事。
メロディに乗っかるみかこしの歌唱も伸びやかで心地よい。

 

夢に向かって頑張る瞬間がスタートだと歌った歌詞と爽やかなメロディに背中を押されるポップナンバー。
サビの掛け声、歌詞の前向きさから感じられるJ-POP感がとにかくたまらない。
いのりんの明るくて爽快な歌唱もそうですが、聞いているだけで元気が出てきます。
ポジティブなガールズポップという佇まいで今までの楽曲で一番好み。

 

というわけで、11月のベストソング5選となりました。
正直な話、米津玄師の「灰色と青」以外はかなりの僅差だったんですよね。
次点曲も普段の月ならベストに入っている曲だと思います。
それだけ、11月は素晴らしい曲が多かったなと。
10月に続き音楽の秋と言えるに相応しいものでした。

 

BOOTLEG

BOOTLEG