高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2017年 上半期ベストソング20選

気づけば6月も終わりですね。

7月からは下半期に入るわけですが・・・

そこで、上半期の総括といきましょう。
上半期ベストソング20選を振り返っていきたいと思います。
今年は比較的いろいろ聞いているので、それが反映された結果になったのではと。
では、どうぞ。

 

2017年 上半期ベストソング20選

20位.平井堅「ノンフィクション」
人生を前向きに生きる人へのメッセージを込めた歌詞が印象的なアコースティックポップ。
スリリングなチェロの音色にグッと引き込まれます。
間奏のハーモニカやアコギの紡ぎだすメロディもどこか懐かしい。
いつも以上に感情を込めて歌う平井堅さんの歌唱にも注目。
今までの平井堅にはない雰囲気の曲です。

 

19位.WANIMA「CHARM」
新たなスタートを後押ししてくれる歌詞とアコギの爽やかなメロディが前向きです。
サビの疾走感やコーラスワークなど、WANIMAらしいキャッチーさはそのまま。
自分たちの唄がお守りのような存在になり、ずっと愛されてほしい・・・
そんな想いと共にバンドの決意も感じられる1曲となりました。

 

18位.Base Ball Bear「すべては君のせいで」
ギターのカッティングやハイハットのリズムがベボベらしいギターロック。
変わらず青春を歌った歌詞はシンセサウンドによって、さらに眩しくなったようにも思います。
よりポップさを増したメロディも含め、揺るぎないベボベサウンドを確立した1曲。

 

17位.ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ「Something Just Like This」
メロディの強さを押し出した、EDM色の濃いエレクトロナンバー。
ダウナーな雰囲気が漂うサウンドながらも、サビのリズムに自然と身を委ねたくなります。
「トゥルルトゥルル~」のコーラスも曲の持つ儚さを上手く引き出している印象。
何より、サウンドの美しさに引き付けられました。

 

16位.androp「Prism」
小気味いいギターフレーズがとにかく心地いい。
ドラムのリズムといい、リズム感を重視した初期の楽曲に近いものを感じさせます。
曲の勢いではなく、楽曲で見せる方向へと進化を遂げているのが見事。

 

15位.UNISON SQUARE GARDEN「Silent Libre Mirage」
ギターの小気味いいリフとそれに絡みつくベースのうねりがたまらないロックナンバー。
勢いのあるサビに初期の雰囲気を感じずにいられない。
「さっさと構えろ」から入る間奏もカッコいい仕上がり。
シンプルながらも、ユニゾンの本領が発揮されています。

 

14位.小沢健二「流動体について」
ストリングスとギターによる流れるようなメロディが印象的。
古き良きJ-POPを髣髴とさせるイントロは圧倒的な存在感があります。
情景が浮かんでくる歌詞も印象的ですんなり入ってくる。
まさに、小沢健二なりの解釈で作られた最新ポップスと言えるでしょう。
懐かしいのに新しさも感じさせるのが見事。

 

13位.高橋優「ロードムービー
日々の中で感じる繋がり・・・
その大切さを優しく歌い上げたポップナンバー。
ピアノとアコースティックギターの優しさに満ちた音色が印象的。
痛烈なメッセージ性は薄れましたが、日常で感じたことを素直に歌う姿勢は変わっていません。
最近の高橋優らしく、優しい曲となりました。

 

12位.椎名林檎トータス松本「目抜き通り」
ビッグバンド風のアレンジに高揚感を引き立てられるジャズ・ポップナンバー。
静かなイントロからジャジーなピアノとホーンで盛り上がるAメロへ移る瞬間がたまらない。
林檎とトータス松本の掛け合いに惹かれる歌唱、華やかで妖艶なメロディに酔いしれたい1曲です。
謡曲の煌びやかさを含んだ間奏も含め、これぞ椎名林檎の楽曲でしょう。

 

11位.ヤバいTシャツ屋さん「ヤバみ」
ラウドなギターサウンドと駆け抜けるような歌唱が印象的なパンクナンバー。
ハード寄りの楽曲ながら、「ヤバみバみ」のリフレインから感じる語感の良さは実にポップ。
テクニカルな演奏を聞かせつつ、キャッチーさも感じさせるのが印象的。
また、「理解できないものばかり流行ってく いつまで置いてかれちゃってんの」って歌詞にも考えさせられました。
新しいものでも素直に受け入れて楽しむ姿勢が重要なんでしょうね。


10位.クリープハイプ「イト」
キャッチ―で耳に残りやすいギターフレーズ、軽快なリズムにホーンを取り入れたサビ。
今までのクリープハイプにはないポップさが印象的なギターロックとなりました。
テクニカルに聞かせる間奏から軽やかなベースソロへの流れは特にそう感じます。
「憂、燦々」のサビに通ずるキャッチーさを曲全体で表現しているのが見事。

 クリープハイプ - 「イト」MUSIC VIDEO (映画「帝一の國」主題歌) - YouTube

 

9位.ASIAN KUNG-FU GENARATION「荒野を歩け」
轟音ギターサウンドが炸裂したロックナンバー。
エモーショナルさと軽快なメロディ、分厚い音像のドラム・・・
アジカンの良さを凝縮した1曲に仕上がっているのが印象的。
歌をなぞるギターフレーズやサビで勢いを増すドラムもたまらない。
特に、硬派さを感じさせる間奏のギター演奏は圧巻の一言。
ポップでありながらも、しっかり聞かせてくれます。

何より、曲の持つ爽快感が歌詞とマッチしていて見事。
迷いながらでもいいから進んでいこう―。
どこまでも行こうとする決意が伝わってきます。
今のアジカンだからこそ歌える、力強さに満ちた1曲と言えるでしょう。

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『荒野を歩け』(映画『夜は短し歩けよ乙女』ver.)Short - YouTube 

 

8位.BUMP OF CHICKEN「リボン」
UKロックを彷彿とさせるノスタルジックなギターサウンドが印象的。
どこか浮遊感を感じさせる仕上がりなのは、最近の実験作の流れも汲んでいるからでしょうか。
力強く刻むドラムとベースラインの重厚さもあり、圧倒的な雰囲気を作り出しています。
決意を感じさせる歌詞も含め、新境地に入ったのを感じずにいられません。

 BUMP OF CHICKEN「リボン」 - YouTube

 

7位.Mrs.GREEN APPLE「どこかで日は昇る」
アイリッシュ民謡を意識したメロディラインと壮大なストリングスの力強さが印象的なロックバラード。
美しくも激情的に鳴らされるサウンドは圧巻の一言。
ますます進化を遂げる、ミセスの今が感じられる1曲となりました。
辛い日々でも同じように一日は過ぎていく・・・
だからこそ、少しでも希望を抱いていたい歌う歌詞も心に響きます。

 Mrs. GREEN APPLE - どこかで日は昇る - YouTube

 

6位.米津玄師「ピースサイン」
大切な人を守るために強くなりたい・・・
変化も恐れず前へと進む決意の表れを歌い上げたロックナンバー。
爽快なギターサウンドと米津玄師の力強い歌唱がその想いをより増幅させています。
変化していくことも大切、常に先を見つめるアーティストらしいメッセージ性を感じました。
ストレートに想いが伝わってくる、佳曲と言える仕上がり。

 米津玄師 MV「ピースサイン」 - YouTube

 

5位.ぼくのりりっくのぼうよみ「SKY′s the limit」
夏の太陽から降り注ぐ眩しい光・・・
そのキラキラ感を打ち込みサウンドで表現したアップナンバー。
王道サマーソングと言える仕上がりでありながら、ぼくりりらしいラップの切れ味は健在。
パーカッションも取り入れたことで軽快なリズムが心地いい楽曲となりました。
今年の夏はこれで決まり、そう言い切っても過言ではありません。

 ぼくのりりっくのぼうよみ - 「SKY's the limit」ミュージックビデオ - YouTube

 

4位.エド・シーラン「Shape Of You」
アコースティックギターのシンプルな旋律と力強い歌唱を聞かせるサビが印象的。
エキゾチックなサウンドやドラムのリズムを強調したサウンドもたまらない。
それでいて、あくまでもアコギの音色を大切にした楽曲に仕上げているのがポイント。
オシャレさも加えたサウンドになっているのは海外アーティストならではでしょう。
シンプルだけど洗練された雰囲気に圧倒されます。

Ed Sheeran - Shape of You [Official Video] - YouTube 

 

3位.Suchmos「A.G.I.T」
イントロで聞かせる、雰囲気たっぷりのギターリフがたまりません。
彼ららしいグルーブ感を重視したメロディは言うまでもなく健在。
特に、不穏なシンセで聞き手を引き込む間奏から盛り上がりを見せる大サビへの流れは圧巻。
自分たちの音世界に浸らせたいという想いがこれでもかって伝わってきます。
全体的にスリリングな構成となっている点も印象的。

Suchmos "A.G.I.T." (Official Music Video) - YouTube

 

2位.ONE OK ROCK「We are」
自分の目標に対して素直な気持ちで生きろと訴えかけるロックナンバー。
サビにおけるTakaの歌唱がとにかく圧巻の一言。
伸びやかで力強い歌唱からはどこまでも進んでいこうという決意を感じずにいられません。
壮大なバンドサウンドを軸に打ち込みを取り入れたりと、挑戦的な一面も見せてくれたのが印象的。
バンドの野心を表現した「Ambitions」のリード曲に相応しい1曲です。

ONE OK ROCK - We are -Japanese Ver.- [Official Music Video] - YouTube

 

1位.[Alexandros]「SNOW SOUND」
冬を感じさせるメロディ、シンセのサウンドがたまらない。
懐かしい雰囲気のアレンジも含め、王道の冬ソングらしい風格を感じます。
シンプルなリズムながらも力強いドラム、洋平の裏声を活かした歌唱もそれを引き立てる。
雪が降る様子をイメージしたサビのメロディ、儚げな歌唱は圧巻の一言。

[Alexandros] - SNOW SOUND (MV) - YouTube

 

まとめ

というわけで、上半期のベストソング20選でした。
やはり、メロディを重視して聞いているように思いますね。
いろんなアーティストの曲を聞き出してもそこは変わらないといいますか。

下半期もいい曲に出会いたいところ。

 

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