高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

ASIAN KUNG-FU GENARATION「荒野を歩け」-迷いながらも進む-

決意も感じさせる、今のアジカンが感じられる2曲。

 

1.荒野を歩け

轟音ギターサウンドが炸裂したロックナンバー。

エモーショナルさと軽快なメロディ、分厚い音像のドラム・・・
アジカンの良さを凝縮した1曲に仕上がっているのが印象的。
歌をなぞるギターフレーズやサビで勢いを増すドラムもたまらない。
特に、硬派さを感じさせる間奏のギターの演奏は圧巻の一言。
ポップでありながらも、しっかり聞かせてくれます。

何より、曲の持つ駆け抜けていく爽快感が歌詞とマッチしていて見事。
迷いながらでもいいから進んでいこう―。
どこまでも行こうとする決意が伝わってきます。
今のアジカンだからこそ歌える、力強さに満ちた1曲と言えるでしょう。

 

2.お祭りのあと

イントロをはじめ、ところどころで聞かせる渋めのギターフレーズが印象的。
祭りらしい和の雰囲気を感じさせてくれる仕上がりに。
喜多健介のボーカル曲らしからぬ硬派なサウンドは聞きごたえがあります。
ガツンと攻めてくるギターサウンドとうねるベースラインにも注目。
お祭りのあとと言うより、まさにお祭りって感じの1曲。
賑やかだから終わった後は切なくなってしまうのでしょう・・・

 

まとめ

エモーショナルで軽快なパワーポップを展開した「荒野を歩け」。
硬派なギターサウンドに引き込まれる「お祭りのあと」。
二曲ともアジカンらしい魅力を感じさせる仕上がりでした。
最近の硬派なロック路線とパワーポップの良さ。
それを上手く融合させた、今のアジカンサウンドがここにあります。

 https://youtu.be/AbaGY7TWq8A

 

荒野を歩け(初回生産限定盤)(DVD付)

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