高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

月色ホライズン(chill out ver.)/[ALEXANDROS] -風のように駆け抜けて進む-

7月に配信された「月色ホライズン」。

CMとは違いスローテンポのロックナンバーとなっていますが・・・

8月1日に前からオンエアされていたCMバージョンの方が配信されました。 

蔦屋好位置プロデュースにより、エレクトロポップに近い爽やかさを感じる楽曲へと生まれ変わってます。

 

  • 月色ホライズン(chill out ver.)

蔦屋好位置をプロデューサーに迎えたことで生まれ変わった「月色ホライズン」。

アレンジの素晴らしさもあって、軽快なテンポとシンセの音色がオシャレさを感じさせる一曲となりました。

原曲はじっくりと聞かせるギターサウンドにグッと来るロックナンバーという印象なんですが、こちらは透明感溢れるシンセサウンドが加わったことでレクトロポップのような涼感を味わうことが出来る仕上がりに。

それでいて、ギターの表情豊かなサウンドやリフも健在で元の持ち味をそのまま残しているんです。

 

特に、疾走感を増したサビは必聴ともいえる箇所ではないかなと思います。

単にテンポアップさせたのではなく、シンセの音色がアクセントになって爽やかさが生まれているのが見事。

この季節に相応しいサウンドとなって、涼しさを感じさせてくれました。

ラストサビのリズミカルな打ち込みドラムもダンスミュージックっぽい雰囲気で印象的。

 

大胆なアレンジを加えたことで爽やかなナンバーとなった「月色ホライズン」、この夏にぜひ聞きたい1曲です。

月色ホライズン (chill out ver.) by [ALEXANDROS] on Spotify

月色ホライズン

月色ホライズン

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥250

インフェルノ/Mrs.GREEN APPLE -人生が終わるその時まで歩き続ける-

10月にニューアルバムを発売することが決まったミセス。

その中からアニメ「炎炎ノ消防隊」のOPテーマにもなっている「インフェルノ」が配信されています。

力強くうねるギターサウンドと人生を全力で生きる想いが歌われた、圧倒的な熱量のロックナンバーになりました。

 

物事が永遠に続くことはないー。

一度きりの人生を全力で生き抜く気持ちを熱く歌い上げた、ミセスらしいギターロック。

いつになく力強いギターサウンドが歌詞に込められた想いを増幅させています。

サビの高音を活かした歌メロも彼ららしい高揚感を感じられる仕上がりで聞いていて気持ちがいい。

 

特に、Cメロで聞かせるラウドな演奏はメッセージ性の強さを印象付けてくれるものだと感じました。

厳しい状況に陥ろうとも、立ち止まらず最後まで歩み続ける・・・

そんな決意が歌われた歌詞をより引き立てているのが見事と言うべきか。

ギターロックを軸としつつも、メロコアテイストも感じさせるサウンドで新たな魅力を感じさせてくれたと言えるでしょう。

10月発売のアルバムも期待して待ちたいところです。

インフェルノ, a song by Mrs. GREEN APPLE on Spotify

インフェルノ

インフェルノ

昇る太陽/宮本浩次 -今日も明日も全力で生きる-

2月にソロデビューしたエレカシのボーカル・宮本浩次

圧倒的な熱量の楽曲が印象的ですが、今月発売の「昇る太陽」もそれを感じさせる仕上がりでした。

駆け抜けるギターサウンドと全力で生きる気持ちが歌われた歌詞に引き込まれる、パワフルなロックナンバーです。

 

  • 昇る太陽(7月24日発売)

エネルギッシュなバンドサウンドによる疾走感が印象的なロックナンバー。

Aメロでうねりを効かせたギターサウンドは若手バンドにも負けない勢いがあって、もすごい気迫に満ちています。

宮本浩次の全力とも言える歌唱も相まって、とにかく熱さを感じずにいられない。

特に、サビで聞かせるファルセットは圧巻の一言。

50代とは思えないパワフルな歌声から想いが伝わってきました。

 

歌詞は太陽の光に対して希望を抱く気持ちが描かれています。

どんな一日であっても次の日になれば必ず昇ってくる太陽。

それはまるで自分を見守ってくれるような存在でもあるわけで。

空から道しるべを照らしてそっと支えてくれるように思えるんですよね。

明日がどうなるのかは誰にもわからないけど、必ずやってくるからこそ全力で生きていかなければ・・・

太陽が道を照らしてくれるから頑張れるし、少しでもいい未来にしたいー。

見守ってくれる存在に対し、感謝の気持ちも伝えているように感じました。

昇る太陽 by Hiroji Miyamoto on Spotify

昇る太陽(初回限定盤)(DVD付)

昇る太陽(初回限定盤)(DVD付)

 

2019年上半期ベストソング20選

2019年も折り返し地点を過ぎました。

既に7月中旬になってしまいましたが、上半期に発売された楽曲を振り返っていきたいと思います。

 

2019年1月から6月までの間にCD・配信限定で発売された曲の中から良かったものを20位から順にご紹介。

なお、上半期に先行配信のみでCDが発売されてない曲については除外しました。

個人的に良曲が多くて濃厚だと感じた2019年上半期のベストソング、どんな結果になったのでしょうか?

 

2019年ベストソング20選

 

20位.STORY/never young beach

宇多田ヒカルSkrillex「Face My Fears(Japanese Version)」と悩みましたが、懐かしい雰囲気のサウンドに引き込まれて僅差でこの曲を20位に選びました。

60年代末期ポップス(ジャクソン5?)を彷彿とさせるリフが耳に残る1曲となっていて、今の時代に聞くと新鮮さを感じずにいられません。
サビ後のコーラス、ゆったりとしたベースラインの奏でるグルーヴは聞いていて心地よい。
素朴で懐かしく、温かみを感じる極上のポップスは必聴。
STORY, a song by never young beach on Spotify

 

19位.Summertime/RIRI,KEIJU,小袋成彬

洗練された楽曲でありながら、照りつける太陽がまぶしい青空も表現したR&Bナンバー。
RIRIの存在感ある歌声、KEIJUによる気だるげなラップ、小袋成彬の洗練された音楽センス…
3人の個性や魅力も活かしきって新たな音楽を生み出してるのが素晴らしい。

特に、RIRIの歌声が持つ風格は圧巻の一言。

デビュー当時の宇多田ヒカルに近い表現力を感じさせてくれました。
Summertime, a song by RIRI, KEIJU, Nariaki Obukuro on Spotify

 

18位.Remember Me/MAN WITH A MISSION

立ち止まらずに歩み続ける…
そんな想いをキャッチーなメロディに載せて歌ったロックナンバー。
今までの楽曲以上にポップな仕上がりでありながら、マンウィズらしいメッセージ性は健在。
程よい解放感も感じられるのが印象的。
Remember Me, a song by MAN WITH A MISSION on Spotify

 

17位.ハルノヒ/あいみょん

暖かな家族愛とありふれた日常の大切さを歌い上げたラブソング。
90年代J-POPの雰囲気を感じさせるメロディとアレンジが心に響きます。
可愛さよりも歌を重視した歌唱によって、楽曲の王道さが引き立っている印象。
あいみょんらしい視点を織り交ぜた歌詞もあって、しっかりと新世代の奏でるJ-POPとして完成しているのが素晴らしい。
「お帰りなさい」と言ってくれる人がいる日常、だからこそ大切にしたい・・・
そんな想いを込めたこの曲は聞いているだけで優しい気持ちになれます。
あいみょん – ハルノヒ【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

 

16位.Aurora/BUMP OF CHICKEN

ギターとシンセを取り入れたサウンドが最近のBUMPらしいロックナンバー。
揺らめくギターサウンドでオーロラの美しさを表現している印象。
浮遊感に満ちたシンセサウンドもそれをより引き立てています。
弱さを受け入れて前に進みたい想いが描かれた歌詞にも背中を押される仕上がり。
自分の弱さを否定せず、受け入れることも大切なんでしょうね。
その先にオーロラのような明るい未来が待っている・・・
そんな希望も感じさせてくれる1曲。
Aurora, a song by BUMP OF CHICKEN on Spotify

 

15位.白日/King Gnu

罪を犯したことの重さを繊細に、しかし力強く歌い上げたミクスチャーロック。 
事実が消えないことに対する後悔とこれから生きていくうえで厳しい道が待っている現実への感情が上手く表現されています。
特に、間奏のギターソロや1番から2番に移る箇所のリフは圧巻の一言。
R&Bとヒップホップの要素も絶妙に融合させたサウンドから感じるスタイリッシュさもKing Gnuらしいなと。

白日, a song by King Gnu on Spotify

 

14位.Wasted Night/ONE OK ROCK

力強く壮大なサウンドとTakaの表現力に満ちた歌唱が圧巻のロックナンバー。

「何も挑戦しないことを恐れろ」という世界で戦うワンオクだからこそ伝えられるメッセージも心に響きます。

逃げても結局は同じように夜は過ぎ去っていくのだから、どうせなら挑戦した方が後悔もないわけで。

サビの重厚感あふれるドラムや繊細なイントロ・アウトロの雰囲気も歌詞に込められた想いを増幅させています。

Wasted Nights, a song by ONE OK ROCK on Spotify

 

13位.Sweet and Sour/Nulbarich

JQのナチュラルな歌声とゆったりとしたリズムに引き込まれる1曲。

流れるようなキーボードの音色から感じる心地よさがシンプルにたまりません。

サウンドの繊細さと美しさもいつも以上に際立っています。

サビのギターサウンドも心地よさを追求しているようで、波音を聞いているような感覚が味わえます。

Sweet and Sour, a song by Nulbarich on Spotify

 

12位.bad guy/Billie Eillish

軽快なリズムを刻む重低音の心地よさとエレクトロサウンドの浮遊感を程よく融合させたポップナンバー。

「私は悪い奴」と自分を責める歌詞が印象的。

負の感情を増幅させるかのようなホラーテイストのアレンジもいい雰囲気と存在感を生み出しています。

あえてマイナス感情をテーマにしている点も含め、新世代ポップアイコン・ビリーのセンスを感じました。

bad guy, a song by Billie Eilish on Spotify

 

11位.In The Zoo/Suchmos

ノイジーなギターサウンドの生み出す退廃的な世界観に圧倒されるサイケナンバー。
全体的にブルージーでありながら、聞き手を引きずり込むギターサウンドは圧巻の一言。
周りに流されず自分たちのやりたいことを追求するスタンスがそのまま表れた結果なんでしょうね。
楽曲のタイプは大幅に変わったものの、「STAY TUNE」や「808」で感じられた姿勢はそのままだなと。
In The Zoo, a song by Suchmos on Spotify  

 

10位.I Don't Care(with Justin Bieber)/Ed Sheeran

軽快なメロディを刻むピアノの音色が心地いいポップナンバー。
繰り返されるリズムは単調なんだけど、耳から離れない仕上がりになっているのがエドらしいなと。
サビで聞かせる「Ooh,ooh,ooh,ooh,ooh,ooh」のコーラスも楽曲の爽快感に繋がっています。
何より、後半のエドジャスティンの掛け合いは聞いていて爽やかな気分になれます。
I Don't Care (with Justin Bieber), a song by Ed Sheeran, Justin Bieber on Spotify

 

9位.Pretender/Official髭男dism

君は運命の人じゃないしいずれ別れるけど、それでも好意的なフリをし続ける。
そんな偽りの恋心を歌った歌詞がとても儚く感じるピアノポップナンバー。
本当は別れたいのに「君は綺麗だ」と好意的なことを言ってしまう…
自分の心にある葛藤と戦う気持ちが描かれています。

それを引き立てているのが楽曲の程よいポップさではないでしょうか。
シンセの伸びやかなサウンドとテンポ感が生み出す心地よさはもちろん、「アイムソーリー」や「いつも通り」と韻を踏んだ歌詞の語感は聞いていて気持ちいい。
髭男らしいポップセンスでより切なさを増幅させているのが見事。
アウトロのメロディラインもイントロと同じでありながら、ピアノのみで奏でることにより切なさと程よい余韻を与えてくれます。
Pretender, a song by Official HIGE DANdism on Spotify

 

8位.Tough Love feat.Vargas&Lagola,Agnes/Avicii

民族音楽のテイストを取り入れたメロディが秀逸なダンスナンバー。

特に、イントロで奏でられるバイオリンによる旋律は素晴らしいの一言。
ヴァーガス&ラゴラの歌声と相まって、美しさと情熱を感じられる仕上がりに。
アヴィーチーのEDMらしく、主張の強いメロディラインも印象的。
Tough Love, a song by Avicii, Agnes, Vargas & Lagola on Spotify

 

7位.Pray/[ALEXANDROS]
大切な人が迷わないように見守り続ける・・・
優しくも力強く祈る気持ちを歌い上げたロックバラード。
少しずつ盛り上がっていく展開とシンセ・ギターサウンドの織りなす美しいサウンドに心を奪われる仕上がりです。
蔦屋好位置によるJ-POP的な親しみやすいアレンジとドロスのメロディセンスも見事に合わさり、壮大でありながら暖かみを感じられる1曲となりました。
特に間奏のギターソロは圧巻の一言で、鳴り響くギターサウンドにも負けない存在感を放っている印象。
「祈りたいよ」と切実に歌う洋平の歌唱と共に歌詞のメッセージを伝えています。
Pray, a song by [ALEXANDROS] on Spotify 

 

6位.冬の花/宮本浩次

いつかは悲しみから立ち上がって前へー。

宮本浩次絶唱とも取れる歌唱と美しさを感じる歌謡曲調のメロディが胸に迫る1曲。

サビにおける感情をぶちまけんばかりの歌唱はただただ圧巻。

同時に儚さも表現しているのが歌を大切にする宮本浩次らしいと言いますか。

いつまでも悲しみに暮れていたくない、強い想いをひしひしと感じます。

冬の花, a song by Hiroji Miyamoto on Spotify

 

5位.Harmony Hall/Vampire Weekend

アコースティックギターとピアノによるオーガニックサウンドが印象的。
すごく暖かみを感じられる質感になっていて、聞いているだけで心が安らぎます。
パーカッションとピアノなど、生音主体のサウンドになっているのもポイント。
シンプルなんだけど、優しさに満ちた楽曲は必聴。
Harmony Hall, a song by Vampire Weekend on Spotify

 

4位.まちがいさがし/菅田将暉

自分はまちがいさがしの間違いの方に生まれてしまったんじゃないか・・・
でも、そうでなければこの出会いはなかったかもしれない。
今の人生を肯定しながら前へと進む気持ちが歌われたシンプルなバラード。
ピアノによるシンプルなメロディと菅田将暉の真っ直ぐな歌唱が心に響いてきます。
サビで聞かせる感情を込めた歌唱は素直さが感じられる仕上がり。
米津玄師が作詞・作曲を手がけていることもあり、その魅力をより実感できました。
Masaki Suda on Spotify

 

3位.忘れられないの/サカナクション

洗練されたエレクトロミュージックとAORが程よく融合したポップナンバー。
適度なテンポ感のあるメロディは聞いていて心地よいと言いますか。
ゆったりとしたうねりを刻むベースラインの存在感や懐かしい雰囲気のシンセサウンドも含め、一度聞けば「忘れられない」1曲。
忘れられないの, a song by Sakanaction on Spotify 

 

2位.優しいあの子/スピッツ

イントロからサビ、アウトロまで青々とした大空をイメージした解放感が印象的なロックナンバー。
スピッツらしくシンプルなメロディでありながら、軽快さも取り入れた楽曲はいつも以上にポップで聞きやすい仕上がり。
サビの「ルルル・・・」は思わず引き込まれてしまうほどの表現力を持っています。
まるで北海道の夏空を連想させるようなイメージと言いますか。
間奏のギターソロも含め、スピッツだからこそ出来上がった曲だなと感じました。

優しいあの子 by SPITZ on Spotify

 

1位.海の幽霊/米津玄師
海の壮大さや海に対する畏怖の念を感じさせるオーケストラアレンジ、メロディに圧倒される1曲。
海中を漂う感覚にさせてくれるゆったりとした重低音のうねりやクジラの鳴き声をイメージした間奏の音など、楽曲全体で海の雄大さを表現しているのが見事。
特に、ファルセットを効かせたサビの歌唱は海への敬意すら感じます。
身近でありながら未知なる世界でもある海、その美しさを改めて大切にしたいと思わせてくれました。
年に一度だけ訪れるお盆に大切な人と再会できるかけがえのない時間について歌った歌詞も印象的。
海への想いと合わせて、私たちが忘れかけているものを思い出させてくれる曲ではないでしょうか。
米津玄師 MV「海の幽霊」Spirits of the Sea - YouTube

 

まとめ

Spotifyも本格的に使いだしたことでいろんな楽曲を聞く機会が増えましたが・・・

やはり、自分が好きだと思ったものをベストソングに選ぶ傾向がありますね。

例年に比べて洋楽が増えたものの、根本的な部分は変わってないのではと思います。

バンド系・シンガーソングライター系アーティストをメインに聞いている点など、ここは以前と同じなのかなと。

 

というわけで、2019年上半期ベストソング20選は以上となりました。

下半期もいい音楽に出会えることを期待しつつ、記事を締めくくらせていただきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

宿命/Official髭男dism -夢に向かって突き進むことが自分の宿命だ-

5月に発売された「Pretender」がストリーミング再生数1位を記録するなど、まさに絶好調のOfficial髭男dism。

そんな中、7月9日に新曲「宿命」が先行配信されました。

力強いホーンサウンドとグルーヴが印象的な、聞く者の背中を押してくれる応援歌になっています。

蔦屋好位置をプロデュースに迎えたこともあり、普段とは違うアプローチになった楽曲にも注目して聞いてほしいところ。

 

・宿命(2019年7月31日発売)

ホーンサウンドの力強さとサビのコーラスの生み出す壮大さが印象的なポップナンバー。

R&B要素を感じさせるゆったりとしたテンポのグルーブは聞いていて心地良い仕上がりとなっています。

蔦屋好位置プロデュースということもあり、いつも以上にポップさが加わっているのがあるんでしょう。

特に、「届け!」から始まるサビの熱量に圧倒されました。

ありのままに頑張る姿を肯定する歌詞と相まって、真っ直ぐな歌唱からメッセージが伝わってくるんですよね。

デジタルクワイアを彷彿とさせるコーラスも含め、夏の青空の下で頑張る球児たちの姿が浮かんでくるかのようで。

 

また、前向きだけどそれだけじゃない歌詞にも注目です。

頑張る人の背中を押してくれる歌詞に勇気を貰える応援歌になっているんですが、「頑張れ」と言ったありがちな言葉を使わずにそのメッセージを伝えているのが見事。

ただひたすら目標を目指して突き進むことこそ自分の宿命ー。

夢に向かって頑張るからこそ、 人は強くなれるんでしょうね。

何か一つでも目的・いきがいを持って人生を生きよう・・・

背中を押すだけでなく、そんなメッセージも感じさせる歌詞に奥深さと侮れなさを感じました。

宿命 by Official HIGE DANdism on Spotify

【メーカー特典あり】 宿命(オリジナルステッカー付き)

【メーカー特典あり】 宿命(オリジナルステッカー付き)

 

 

GreenGreen/ゆず -思い出は心に残り続ける-

5月に配信された「SEIMEI」で久々の弾き語りナンバーを披露し、原点に立ち返ったゆず。

7月7日に配信された新曲「GreenGreen」も彼らの変わらない良さを感じられる良曲でした。

90年代頃の路線を彷彿とさせるアレンジ、メロディが印象的です。

 

・GreenGreen(お~い!お茶 CMソング)

繊細さを感じさせるアレンジが90年代頃のゆずサウンドに近い雰囲気を感じさせるポップナンバー。

「GreenGreen」から始まるサビは聞いていて心地よく、青々とした緑を彷彿とさせてくれます。

夏の青空と生い茂る草木の緑が浮かんでくるような、そんなイメージで。

そう思わせるのは、ノスタルジックだけどナチュラルさを感じさせるイントロのメロディラインも影響しているんでしょうね。

最近のゆずの楽曲の中でも心に響くイントロですごく好きなものとなりました。

 

思い出を糧に前へと進む気持ちを歌った歌詞も印象的。

今までの仲間と楽しく過ごした時間、それは間違いなく私たちの支えになってくれるものなんですよね。

この時間があるからこそ、何年かした後で再会した時の喜びがかけがえのないものになるんだと思います。

大切な思い出ってのは決して忘れることが出来ない、心に刻まれているから・・・

ゆずの原点でもあるアコースティックギターの音色を大切にした作風もこの歌詞を増幅させているのが見事。

 

メッセージの中身など変わってはいるものの、根本的な部分は変わらないー。

今回の楽曲はゆずの良さを改めて感じられるものとなりました。

https://open.spotify.com/album/3Jgk0xTAsU4ndhmEk65NrJ?si=yJb0G9hOT9-oT4QWD7rAcQ

GreenGreen

GreenGreen

  • ゆず
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

月色ホライズン/[ALEXANDROS] -今を生きるための歌-

5月に配信リリースされたロックバラード「Pray」で新境地を見せてくれたドロス。

そんな彼らが7月5日に新曲の「月色」を配信リリースしました。

既にアクエリアスのCMでもオンエアされているんですが、爽やかさを全面的に押し出したロックナンバーとなっています。

今までのドロスらしさを感じさせながら、王道J-POPのキャッチーさも含んだ楽曲の完成度が印象的。

 

・月色ホライズン(アクエリアスCMソング)

軽快だけどゆったりとしたテンポで奏でられるギターサウンドが心地よいロックナンバー。

様々な表情を見せるギターサウンドは聞いていて爽快の一言。

今までのドロスの楽曲でも群を抜いて表現力豊かと言えるのではないでしょうか。

あえてテンポを落とすことにより、じっくりとギターサウンドを楽しめる仕上がりとなりました。

特に、アグレッシブな演奏を聞かせる間奏の存在感は圧巻。

爽やかな楽曲でありながら、しっかりと熱量も感じさせる展開にグッと来ます。

 

また、今を全力で生き抜いていく気持ちを歌い上げた歌詞も印象的。

ゆったりとしたメロディラインが少しずつ歩いていく様を表現しているようで。

着実に今を生きる人々の背中を押してくれる、ドロスらしいギターロックがここに完成です。

 

月色ホライズン, a song by [ALEXANDROS] on Spotify

月色ホライズン

月色ホライズン

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥250