高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

8/5 今日の1曲 種田梨沙「割れたリンゴ」

約1年ぶりでしょうか、種田梨沙さんが活動を再開するみたいですね。

まだ体調が優れないとのことなので、少しずつ復帰してほしいところ。
ごちうさのリゼやゆゆ式の縁、きんモザの綾に艦これの妙高型・明石など印象的な役がたくさんありますが、それについては別の形で触れたいなと。

 

さて、今日は種田梨沙さんが渡辺早季を演じたアニメ・新世界へのED曲「割れたリンゴ」をご紹介。
アコースティックギターの奏でる特徴的な旋律と種田梨沙さんの歌唱に引き込まれる1曲です。

 

・割れたリンゴ(アニメ「新世界へ」ED曲)

スタイリッシュなサウンドから感じるオシャレさが印象的。
イントロのメロディライン、アコースティックギターの音使い、ダークな雰囲気も感じさせる間奏…
曲の展開によって違う表情を見せているのがいいですね。
何より、種田梨沙さんの歌唱力に圧倒されました。
新世界への主人公・早季の心情を描いた歌詞を感情豊かに歌い上げてるんです。
声優ならではの表現力にも注目して聞いてほしい1曲。

割れたリンゴ

割れたリンゴ

8/2 今日の1曲 星野源「Family Song」

昨日、星野源さんの新曲「Family Song」のミュージックビデオが公開されました。


お源さんを中心とした家族の微笑ましい光景が表現された映像はもちろんですが…
温かみを感じられるメロディに仕上がった曲も聞き所ではないでしょうか。
星野源が新たに作りあげた、心温まる上質のポップスです。

 

・Family Song(8月16日発売)

家族をテーマにしつつも、人間たちが繰り広げる日常を等身大に描いた歌詞が印象的。
それが往年のブラックミュージックを彷彿とさせるサウンドに乗っかることで、歌詞の温かみが伝わってくるんですよね。
家族だからこそ、支えあうことが出来るー。
そこにある温もりを曲全体で表現しているように思います。
ピアノとドラムの織り成すシンプルな楽曲はどこか懐かしく、それでいて新しく感じるのが見事。
ブラックミュージックとポップスの馴染みやすさを融合させた、星野源らしさを感じる新たなポップスと言えるでしょう。
シンプルに心へと入り込んでくる名曲となりそうです。

8月16日の発売が待ちどおしくて仕方ない。

星野 源 - Family Song 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube

 

Family Song (初回限定盤)

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2017年7月ベストソング5選

毎月恒例のベストソング記事。
今月はなかなかの良曲揃いだった印象で、どれを選ぼうか迷ったんですよね。
個人的に甲乙つけがたい曲が多かったですが、次点曲含めなんとか以下の10曲に決まりました。
では、どうぞ。

 

2017年7月ベストソング5選

宇多田ヒカル「Forevermore」

R&Bのリズムとジャズ要素を感じさせるベースが印象的な1曲。
重厚なストリングスによるイントロから少しずつ盛り上がりを増す展開にグッと掴まれます。

憂いを帯びた宇多田ヒカルの歌唱、特にサビの「愛してる」のリフレインは曲の雰囲気とも絶妙にマッチしているように感じました。
初期の雰囲気と新しい宇多田サウンドが絶妙な加減で融合しているのが見事。

 宇多田ヒカル 『Forevermore』(Short Version) - YouTube

 

Mr.Children「himawari」
ギターとストリングスの音色が美しいロックバラード。
どこか儚さを感じさせるメロディにグッと来ます。
特に、間奏のギターフレーズは夏のひまわりが持つ力強さを表現しているのが素晴らしい。
サウンドから感じるエモーショナルさもそれを増幅させています。
「僕」にない前向きさと強さを持つ君に対する想いが歌われた歌詞も印象的。

Mr.Children「himawari (Live ver.)」 MUSIC VIDEO (Short ver.) - YouTube 

 

スピッツ「1987→」
バンド結成から今に至る想いを粗削りなサウンドに載せて歌ったパンクロック。
これからもスピッツは走り続けていく、ラストの駆け抜けていくメロディや歌詞からそれを強く感じます。
シンプルさに特化した構成の楽曲もスピッツらしい潔さに繋がっていて見事。
スピッツの歴史を体感出来る1曲と言っても過言じゃない。

 スピッツ / 1987→ - YouTube

 

Suchmos「WIPER」
深化したグルーヴ感の心地良さで聞き手を魅了する1曲。
乾いたギターによるリフとジャムセッションを意識したドラム、一定のグルーヴを刻むベース音が実に心地いい。
特に、ゆったりながらもスクラッチ音やキーボードの音使いでスリリングに聞かせる間奏は圧巻の一言。
歌詞の語感といい、リズムに身を委ねたくなってきます。
今の自分たちには恐れるものはないと歌った歌詞も印象的でメロディと共に想いが伝わってきました。
「THE KIDS」を経たSuchmosの強さがそのまま表れているといっても過言ではないでしょう。

 

・高橋優「虹」
奇跡は待つものではなく、自分が起こすもの。
そんな歌詞を通じて行動することの大切さを伝えてくるメッセージソング。
何事も待っているだけじゃ変わらないから、一歩でも動いて行こう…
力強いメッセージに背中を押されます。
哀愁を感じるイントロ、UKロックの雰囲気に似た壮大なサビのメロディも圧巻。

 高橋優「虹」MV~YouTube限定エディットバージョン - YouTube

 

次点5曲

the band apart「ZION TOWN」

洗練されたバンドサウンドと心地よいギターのカッティング、ベースのうねり…

それらが織り成す、絶妙な軽快さがたまらないポップミュージック。
日本語詞でありながら、変わらないバンアパサウンドを楽しめるナンバーとなっています。
何より、日本語詞をメロディに上手く乗せて歌い上げてるのが見事。

リズミカルなメロディも相まって、歌が入り込んできます。

 the band apart / ZION TOWN 【MV】 - YouTube

 

SEKAI NO OWARI「RAIN」
クラシカルなピアノとハープの旋律が響く1曲。
所々に挟まれたクラシック要素を感じさせるフレーズがいいアクセントになっています。
雨は生命を育むものと歌った歌詞も印象的。
いつも以上に優しい深瀬の歌唱がそのメッセージを引き立てています。
前作に続き、セカオワらしい良質のポップスとなりました。

 SEKAI NO OWARI「RAIN」Short Version - YouTube

 

BUMP OF CHICKEN「記念撮影」
ギターのアルペジオによるイントロ、EDM要素を取り入れたサビが印象的。
メロディの強さで引き込むサビは新鮮で、バンドの新たな可能性を感じさせてくれます。
エレクトロニカの持つ浮遊感もツボ。
過去を積み重ねて未来があると歌った歌詞も心に響く。

 BUMP OF CHICKEN「記念撮影」 - YouTube

 

10-FEET「太陽4号」
間違ってないと肯定することも大切だと歌った歌詞が印象的なロックバラード。
語りにも近いTAKUMAの歌唱、感情に訴えかけてくるギターサウンドは圧巻。
最後の語りにもグッと来るものがあると言いますか。
シンプルだけど、10-FEETらしく心に染み渡る1曲。

 10-FEET 太陽4号 - YouTube

 

奥田民生「エンジン」
どこまでも突き進んでいきたい…
そんな気持ちを表現したロックナンバー。
ギターのフレーズが痛快でカッコいい仕上がり。
荒野を突き進むようなイメージのサウンドも含め、奥田民生らしい渋さが表現されています。

 

 

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J-POPリスナーにもオススメしたいアニソン・声優系楽曲5選

みなさんはアニソン・声優系の曲についてどう感じてますか?

「アニメの曲だから取っつきにくい、声優が歌ってるから聞くのに勇気がいる」と感じている方もいるかと思います。
でも、そういう点を除けば一般的なJ-POPとそんなに変わりはないんですよね。
むしろ、アニソンって枠で括るにはもったいないくらいの完成度を持つ曲だってあるんです。


今回は普段J-POPメインで聞いている方にもオススメしたいアニソン系楽曲を5曲ご紹介。
これを機にアニソンにも興味を持っていただけたらと思います。

 

J-POPリスナーにもオススメしたい声優・アニソン系楽曲5選

・f´hana「青空のラプソディ」(小林さんちのメイドラゴンOP曲)
「chu chu yeah!」の掛け声やサビの軽快なリズムが印象的なポップナンバー。
前向きな歌詞とtowanaの明るい歌唱は聞いていて元気になれます。
流れるようなベースラインも心地よさを感じました。

 fhána / 青空のラプソディ - MUSIC VIDEO - YouTube

 

雨宮天高橋李依茅野愛衣「おうちに帰りたい」(このすば二期ED曲)
牧歌的なメロディと夕焼けこやけにも通ずる情景を浮かび上がらせる歌詞が心に響く。
アコギの優しさに満ちたサウンド、歌詞の世界観に癒されてしまいました。
キャラを演じてる雨宮天さんたちの歌唱も声優ならではの表現力があります。

 

東山奈央「イマココ」(月がきれいOP曲)
青春の爽やかさをそのまま切り取ったメロディとサウンドがたまらない1曲。
突き抜けたサビのメロディから感じる儚さ、それを引き立てる東山奈央さんの歌唱も印象的。
一度しかない青春を曲で表現しているのが素晴らしい。

 東山奈央 「イマココ(TVアニメ「月がきれい」OPテーマ)」Music Video(2Chorus) - YouTube

 

松井恵理子「デッサン」
王道J-POPの香りを感じさせるメロディがたまらないポップナンバー。
安定感を感じるサビの完成度はもちろん、松井恵理子さんの表現力豊かな歌唱がそれを引き立てています。
女性シンガー好きの方にぜひオススメしたい1曲。

 松井恵理子「デッサン」MV Short ver(from AL「にじようび。」) - YouTube

 

安野希世乃「ちいさなひとつぶ」(異世界食堂ED曲、7月26日発売のデビューミニアルバム「涙。」に収録)
優しいピアノの旋律が心に響くバラードナンバー。
大切な人と一緒に食べる食事、その時の笑顔…
小さなことだけど、そこから感じられる幸せを歌った歌詞も印象的。
何より、安野希世乃さんの優しい歌声に癒されます。

ちいさなひとつぶ Music Video(ショートサイズ)/安野希世乃 - YouTube

 

まとめ

ここ最近の楽曲ではありますが、J-POPリスナーにもオススメ出来そうな5曲を選びました。
5曲とも曲の良さを重視した選曲なので、アニソンを聞かない方にも受け入れやすいものではないかと。
王道J-POPを彷彿とさせるものもあったりとなかなか侮れないのがアニソンだと思うんですよね。
これを機に興味を持っていただけたら幸いです。

 

涙。 (初回限定盤)

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CDを買うことの楽しさ

ここ数年で音楽を取り巻く環境は大きく変化したように思います。

90年代から00年代まではCD(レンタル含む)が主流でしたが・・・
今は配信での売れ行きが伸びているように感じます。
その他にラインミュージックやアップルミュージックなど月額を払って聞くスタイルも。
いろんな方法で音楽を楽しんでいる方がいるかと思います。

 

ちなみに、私はCDを極力買うようにしています。
さすがに聞きたいCD全てを買うのは難しいので、配信・サブスクやレンタルも使い分けていますが(^^;
なぜCDを買っているのか、ここにまとめたいと思います。

 

1.手元に残る

なんといっても、CDという形で手元に残せるのが大きいんですね。
レンタルや配信でも音源を手に入れて聞くことはできます。
しかし、手に入れた時の満足感が大きいのは断然CDを買った時でして。
配信やレンタルに比べると高いけど、その分充実感は感じられます。
データとして残るだけか形として残るかの違いだけですが、その差は大きいものだなと。
だからこそ、本当に好きなアーティストや心から聞いてみたいと思ったアルバムは購入します。

 

2.歌詞カードをじっくり見れる

レンタルを利用していて感じることですが。
CDをレンタルするため、歌詞カードもついてくるんですね。
なので、歌詞を楽しむことは出来なくはないです。
でも、レンタルしているので一時的に持っているだけになります。
返却期限が来たら歌詞カードも含めて返さないといけません。
私自身、歌詞を重視して聞いているわけじゃないですが・・・
たまには歌詞も読みながら聞きたい時だってあるんです。
そう考えると、好きなアーティストのCDは買いたいって気持ちになりますね。

 

3.買う時、CDで聞く瞬間のワクワク感

正直、これがもっとも大きいかと思います。
音源が発売されるまでにYoutubeでMVが公開されたり、ラジオで最速オンエアされたり。
それを試聴しながらCDの発売日を待ち、当日にCDショップへ行く。
そして、店頭でCDを手に取ってレジに持っていき購入する・・・
ここまででも個人的にかなりワクワクするんですよ。
家に帰ってから、あるいはカーステレオにCDを入れて聞く瞬間もまた高ぶります。
ラジオやYoutubeに比べて綺麗な音で新曲を聞ける、その瞬間はたまりません。

 

まとめ

配信が主流の時代になぜCDを買うのか。
やはり、特有のワクワク感や楽しさがあるからだと思うんですよね。
音楽を聞いている時も楽しいですが、初めてCDで聞く瞬間や店頭で買う時もワクワクするんです。
配信やレンタルを使い分けるようにはなったけど、CDを買うことの楽しさは忘れたくない。
そう感じ、今回このような記事を書きました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

7/17 今日の1曲 スピッツ「歌ウサギ」

今年でスピッツが結成30周年を迎えました。

おめでとうございます。
ずっと変わらない音楽性がいい意味で魅力的な彼ら。
これからも僕らの心を惹きつける楽曲を作り続けてほしいものですね。

 

さて、今日は7月5日に発売されたシングルコレクションに収録されてる「歌ウサギ」をレビュー。
美しく繊細なメロディとサビの力強いギターサウンドが印象的なミディアムロックです。
ずっと変わらない、スピッツの魅力を実感できる1曲。

 

・歌ウサギ(「CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection」収録)
繊細に紡がれるアコギとエレピの旋律、美しくもエモーショナルな大サビがスピッツらしいミディアムロック。
尖った雰囲気のギターソロはもちろんですが、二回も来る大サビやワンノートが続くAメロなど初の試みにも注目。
年を重ねようとも、貪欲に彼らなりの新しさを提供しようとしているのが伺えます。
スピッツらしさを維持しながら実現しているのが見事。

君の耳たぶに触れた感動だけを歌い続ける


今も昔も変わらないスピッツらしさ・・・
このフレーズに全て込められていると思うんですよね。
「ロビンソン」を聞いて、その素晴らしいサウンドに惹かれたんですが。
この「歌ウサギ」も同じような感覚を味わうことが出来ました。
変わっているようで変わっていない、いい意味でスピッツらしい曲だと思います。

 

 

7/13 今日の1曲 C&K「Y」

今日はC&Kの「Y」という曲をご紹介。


普段はこういう手のアーティストの曲を好んで聞いてるわけじゃないですが…
ハイトーンボイスを活かした歌唱に圧倒されてしまいました。
大切な人について考えさせられる歌詞も心に響く、久々に聞いてみたいと思ったラブバラードです。

 

・Y

大切な人に対する想い、一緒に過ごす時間のかけがえなさを歌った歌詞が心に響くバラード。

CLIEVYのハイトーンボイスとKEENの繊細なボーカルによる掛け合いは圧巻の一言。
とにかくサビの歌唱にグッと引き込まれるんですよね。
大切な人といられるって凄くかけがえのないもの、だからこそその時間を大切にしてほしい…
CLIEVYのハイトーンボイスを活かした歌唱からはその想いをひしひしと感じ取ることが出来ました。

 

家族だったり、恋人だったりと人によって違いますが大切な人っていると思います。
自分にとって大切な人は誰なのか、改めて考えさせられた1曲となりました。

C&K - Y - YouTube

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