高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

Suchmos「FIRST CHOICE LAST STANCE」 -より魅せる音楽を作る-

「THE KIDS」という傑作を完成させた彼ら。
自主レーベル第一弾に相応しく、1枚と新たな決意を感じさせる1枚となりました。
レベールをイメージさせるタイトルになっているのもその表れなんでしょうか。

 

楽曲レビュー

1.WIPER
彼らの持ち味である楽曲のグルーヴ感。
それをより深化させ、聞き手を魅了するナンバーに仕上がっています。
乾いたギターによるリフとジャムセッションを意識したドラム、一定のグルーヴを刻むベース音が実に心地いいんですね。
特に、ゆったりながらもスクラッチ音やキーボードの音使いでスリリングに聞かせる間奏は圧巻の一言。
歌詞の語感といい、リズムに身を委ねたくなってきます。
今の自分たちには恐れるものはないと歌った歌詞も印象的でメロディと共に想いが伝わってきました。
「THE KIDS」を経たSuchmosの強さがそのまま表れているといっても過言ではないでしょう。

 

2.OVERSTAND

打ち寄せる波をイメージしたキーボードの音色が心にしんみりと来る、アンビエントな1曲。
夕暮れ時のビーチを思い浮かばせてくれるような、何とも言えない哀愁を生み出しています。
ドラムとベースの刻むグルーヴも波音のような心地よさがあり、聞いていて気持ちがいいですね。
ラストのコーラスは思わず口ずさみたくなってしまうと言いますか。
自分と向き合いながらも一歩ずつ前へと進んでいきたい気持ちを描いた歌詞も印象的。
誰でももがきながら生きていく、どこか人間臭さも感じました。

 

まとめ

グルーヴィーに魅せる「WIPER」、キーボードのアンビンエントな音色が心地いい「OVERSTAND」。
二曲とも雰囲気が違う楽曲でありながら、Suchmosの魅力と新たな決意を感じさせてくれました。
自主レーベルにて新たなスタートを切ったこともあり、これからが楽しみで仕方ありません。

 

FIRST CHOICE LAST STANCE

FIRST CHOICE LAST STANCE

 

 

7/4 今日の1曲「secret base~君がくれたもの~(10years after Ver.)」

7月に入っていよいよ暑さが厳しくなって来ましたね。

水分を取ったり、日差し対策をして熱中症を防ぎたいものです。

 

さて…

今日は個人的に思い入れのある夏うた「secret base~君がくれたもの~」をご紹介。

ZONEが2001年8月に発表した曲なんですが、ここで取り上げるのはアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」EDのバージョンです。

メインキャスト3人が儚く歌い上げたことで、曲の魅力を再確認出来る仕上がりとなりました。

 

・secret base~君がくれたもの~(10years after Ver.)
この曲は、ZONEの名曲「secret base~君がくれたもの~」をメインヒロインの声優である茅野愛衣戸松遥早見沙織の三人が歌い上げたリメイク版になっています。
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の1話ラストで流れた瞬間に涙した方もいたと思うのですが、歌詞とアニメの登場人物たちの心情が非常にマッチしています。

君と夏の終わり 将来の夢
大きな希望 忘れない
10年後の8月
また出会えるのを 信じて
最高の思い出を・・・
3人のしっとりとした歌い方もあってか、作品の世界観にピッタリ。
いつしか離れ離れになってしまったみんなが絆を取り戻すために行動する・・・ 心の底ではもう一度会いたいのでしょう、亡くなっためんまに―。

また、アコースティックギターと打ち込みサウンドによるエレクトロ風味のアレンジも素晴らしい。
VOCALOIDシーンで有名なとくや古川本舗らによるユニット「estlabo」が担当しているのですが、3人の歌唱を活かしたものになっています。
茅野愛衣の癒し系ボイスはもちろん、安定した歌唱の早見沙織、可憐さの中に力強さも感じさる戸松遥
原曲と違い、アコギやピアノなどの優しい音色が主体となっていて3人の歌唱が引き立っています。
曲の持つ夏の儚さを上手く引き出しているなと感じました。

何より、このバージョンが発表されたのは原曲発売から10年後なんですよね。
10years after Ver.とあるように、10年後に聞けたのがまた感慨深い。
原曲と共に、これからも聞き続けたい1曲。

この曲は、ZONEの名曲「secret base~君がくれたもの~」をメインヒロインの声優である茅野愛衣戸松遥早見沙織の三人が歌い上げたリメイク版になっています。


「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の1話ラストで流れた瞬間に涙した方もいたと思うのですが、歌詞とアニメの登場人物たちの心情が非常にマッチしています。

 

君と夏の終わり 将来の夢
大きな希望 忘れない
10年後の8月
また出会えるのを 信じて
最高の思い出を・・・


3人のしっとりとした歌い方もあってか、作品の世界観にピッタリ。
いつしか離れ離れになってしまったみんなが絆を取り戻すために行動する・・・ 心の底ではもう一度会いたいのでしょう、亡くなっためんまに―。

 

また、アコースティックギターと打ち込みサウンドによるエレクトロ風味のアレンジも素晴らしい。
VOCALOIDシーンで有名なとくや古川本舗らによるユニット「estlabo」が担当しているのですが、3人の歌唱を活かしたものになっています。
茅野愛衣の癒し系ボイスはもちろん、安定した歌唱の早見沙織、可憐さの中に力強さも感じさる戸松遥
原曲と違い、アコギやピアノなどの優しい音色が主体となっていて3人の歌唱が引き立っています。
曲の持つ夏の儚さを上手く引き出しているなと感じました。

 

何より、このバージョンが発表されたのは原曲発売から10年後の2011年なんですよね。
10years after Ver.とあるように、10年後に聞けたのがまた感慨深い。
原曲と共に、これからも聞き続けたい1曲。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。ED [secret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)] - YouTube

 

secret base ?君がくれたもの? 【初回生産限定盤】

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米津玄師「ピースサイン」-変化を恐れないことが大切-

 変化を恐れずに進みたい。

決意と強さを感じられる、王道のギターロックとなりました。

 

楽曲レビュー

1.ピースサイン(僕のヒーローアカデミア二期 OP曲)
大切な人を守るために強くなりたい・・・
変化も恐れず前へと進む決意の表れを歌い上げたロックナンバー。
爽快なギターサウンドとサビにおける米津玄師の力強い歌唱がその想いをより増幅させています。
王道のギターロックサウンドでありながら、彼自身の決意を歌ったことでメロディも一緒に響いてくるんですね。
シンプルさに特化したメロディも効を奏していると思います。

 

変化していくことも大切、常に先を見つめるアーティストらしいメッセージ性を感じました。
ボカロP時代よりも高みを目指し、誰もに愛される曲を作って行きたい…
そんな決意の表れなんでしょう。
ストレートに想いが伝わってくる、佳曲と言える仕上がり。

 

2.Neighbourhood
OASISなどのUKロックをイメージさせるメロディラインがたまらない。
随所にニヤリとしてしまうリフが散りばめられており、メロディを追っているだけでも楽しめます。
小さい頃の様々な記憶をなぞった歌詞と哀愁を感じるメロディによって、心に響く1曲となりました。

どれだけ時が経とうとも、焼き付いた光景や記憶は消えないもの…
そんなメッセージが伝わって来ました。

 

3.ゆめくいしょうじょ
美しいピアノの旋律と物語的な歌詞が印象的なバラード。
悪い夢を食べてあげたい…
優しいメロディが歌詞に登場するゆめくいしょうじょの気持ちを表現しているようです。
メロディ、歌詞と共に一つの作品を作り上げた芸術的な1曲。

 

まとめ

シンガーソングライター・米津玄師の魅力や新しいステージへ進むのを恐れない強さ…
それを感じられる3曲でした。
ボカロP時代より表現力を高めたい、彼の決意も垣間見ることが出来ただけに今後も期待したいところですね。

米津玄師 MV「ピースサイン」 - YouTube

 

ピースサイン(ピース盤 初回限定)(CD+DVD+ピースリング)

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2017年 上半期注目曲5選

先日更新した2017年の上半期ベストソング20選。

ここでは20選に入らなかったものの、個人的に捨てがたい5曲をピックアップ。
どの曲も印象に残っているので、こういう形で取り上げることとしました。
では、どうぞ。

 

2017年 上半期注目曲5選

 

  • C&K「Y」

CLIEVYの圧倒的なハイトーンボイスとKEENの優しい歌声・・・
二つの歌声による掛け合いが心に響くバラードナンバー。
大切な人といられる時間はかけがえのないものだと歌った歌詞も印象的。
ずっと一緒にいると当たり前になってしまうけど、それはかけがえのないものなんですね。
その一瞬一瞬を大切にしてほしい、そんな想いが伝わってきます。

 

自分のいい部分、ダメな部分を受け入れた上で前に進みたい。
そんなメッセージを熱いバンドサウンドに載せたロックナンバー。
いい部分もダメな部分も含めて、自分という存在なんですよね。
否定せずに認めることが大切なんでしょう。
TAKUYAの歌唱がいつになく刺さってきます。
タッピング奏法を取り入れたギターフレーズもカッコいい。

 

いい意味で岡崎体育らしくない、オシャレなファンクミュージック。
ゆったりしたビートとギターのカッティングから洗練された印象を受けます。
英語っぽく聞こえる日本語で構成された歌詞とそれが生み出す語感が実に心地いい。
洋楽にありがちな空耳を日本語で再現した、画期的な1曲。
サビの歌詞は岡崎体育らしいものでありながら、思わず口ずさむほどのリズム感なのが見事。

 

  • SHE'S「Freedam」

サビの伸びやかな歌唱と駆け抜けるメロディが爽快なピアノロック。
軽快さを重視した楽曲でありながら、力強いギターサウンドも楽しめます。
イントロとアウトロにおけるスリリングな演奏も聞きどころ。
何にも束縛されず、がむしゃらに突き進みたいという気持ちの表れた歌詞も印象的。
個人的に注目していきたいバンドです。

 

けものフレンズのOP曲であり、星野源さんや平井堅さんがハマったことでも話題の1曲。
動物アニメらしい賑やかなアレンジや音のギミックは聞いていてたーのしー!
勢いを重視したメロディとゴリラの鳴き声をイメージしたクイーカの音色で作った雰囲気もすごーい!
騒がしさが印象的なAメロ、「うー、がおー!」や「ららららー」の掛け声に元気を貰えました。
「けものはいてものけものはいない」というフレーズも心に響きます。
多様性を受け入れていこう、そんなメッセージが作品と共に伝わってくる。

 

まとめ

というわけで、2017年上半期の注目曲5選でした。
20選の時もそうでしたが、メロディだけでなく歌詞の内容やメッセージも重視して選んでます。
気になる曲がありましたら、ぜひ聞いてみてください・・・

 

XXL(初回生産限定盤)(DVD付)

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2017年 上半期ベストソング20選

気づけば6月も終わりですね。

7月からは下半期に入るわけですが・・・

そこで、上半期の総括といきましょう。
上半期ベストソング20選を振り返っていきたいと思います。
今年は比較的いろいろ聞いているので、それが反映された結果になったのではと。
では、どうぞ。

 

2017年 上半期ベストソング20選

20位.平井堅「ノンフィクション」
人生を前向きに生きる人へのメッセージを込めた歌詞が印象的なアコースティックポップ。
スリリングなチェロの音色にグッと引き込まれます。
間奏のハーモニカやアコギの紡ぎだすメロディもどこか懐かしい。
いつも以上に感情を込めて歌う平井堅さんの歌唱にも注目。
今までの平井堅にはない雰囲気の曲です。

 

19位.WANIMA「CHARM」
新たなスタートを後押ししてくれる歌詞とアコギの爽やかなメロディが前向きです。
サビの疾走感やコーラスワークなど、WANIMAらしいキャッチーさはそのまま。
自分たちの唄がお守りのような存在になり、ずっと愛されてほしい・・・
そんな想いと共にバンドの決意も感じられる1曲となりました。

 

18位.Base Ball Bear「すべては君のせいで」
ギターのカッティングやハイハットのリズムがベボベらしいギターロック。
変わらず青春を歌った歌詞はシンセサウンドによって、さらに眩しくなったようにも思います。
よりポップさを増したメロディも含め、揺るぎないベボベサウンドを確立した1曲。

 

17位.ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ「Something Just Like This」
メロディの強さを押し出した、EDM色の濃いエレクトロナンバー。
ダウナーな雰囲気が漂うサウンドながらも、サビのリズムに自然と身を委ねたくなります。
「トゥルルトゥルル~」のコーラスも曲の持つ儚さを上手く引き出している印象。
何より、サウンドの美しさに引き付けられました。

 

16位.androp「Prism」
小気味いいギターフレーズがとにかく心地いい。
ドラムのリズムといい、リズム感を重視した初期の楽曲に近いものを感じさせます。
曲の勢いではなく、楽曲で見せる方向へと進化を遂げているのが見事。

 

15位.UNISON SQUARE GARDEN「Silent Libre Mirage」
ギターの小気味いいリフとそれに絡みつくベースのうねりがたまらないロックナンバー。
勢いのあるサビに初期の雰囲気を感じずにいられない。
「さっさと構えろ」から入る間奏もカッコいい仕上がり。
シンプルながらも、ユニゾンの本領が発揮されています。

 

14位.小沢健二「流動体について」
ストリングスとギターによる流れるようなメロディが印象的。
古き良きJ-POPを髣髴とさせるイントロは圧倒的な存在感があります。
情景が浮かんでくる歌詞も印象的ですんなり入ってくる。
まさに、小沢健二なりの解釈で作られた最新ポップスと言えるでしょう。
懐かしいのに新しさも感じさせるのが見事。

 

13位.高橋優「ロードムービー
日々の中で感じる繋がり・・・
その大切さを優しく歌い上げたポップナンバー。
ピアノとアコースティックギターの優しさに満ちた音色が印象的。
痛烈なメッセージ性は薄れましたが、日常で感じたことを素直に歌う姿勢は変わっていません。
最近の高橋優らしく、優しい曲となりました。

 

12位.椎名林檎トータス松本「目抜き通り」
ビッグバンド風のアレンジに高揚感を引き立てられるジャズ・ポップナンバー。
静かなイントロからジャジーなピアノとホーンで盛り上がるAメロへ移る瞬間がたまらない。
林檎とトータス松本の掛け合いに惹かれる歌唱、華やかで妖艶なメロディに酔いしれたい1曲です。
謡曲の煌びやかさを含んだ間奏も含め、これぞ椎名林檎の楽曲でしょう。

 

11位.ヤバいTシャツ屋さん「ヤバみ」
ラウドなギターサウンドと駆け抜けるような歌唱が印象的なパンクナンバー。
ハード寄りの楽曲ながら、「ヤバみバみ」のリフレインから感じる語感の良さは実にポップ。
テクニカルな演奏を聞かせつつ、キャッチーさも感じさせるのが印象的。
また、「理解できないものばかり流行ってく いつまで置いてかれちゃってんの」って歌詞にも考えさせられました。
新しいものでも素直に受け入れて楽しむ姿勢が重要なんでしょうね。


10位.クリープハイプ「イト」
キャッチ―で耳に残りやすいギターフレーズ、軽快なリズムにホーンを取り入れたサビ。
今までのクリープハイプにはないポップさが印象的なギターロックとなりました。
テクニカルに聞かせる間奏から軽やかなベースソロへの流れは特にそう感じます。
「憂、燦々」のサビに通ずるキャッチーさを曲全体で表現しているのが見事。

 クリープハイプ - 「イト」MUSIC VIDEO (映画「帝一の國」主題歌) - YouTube

 

9位.ASIAN KUNG-FU GENARATION「荒野を歩け」
轟音ギターサウンドが炸裂したロックナンバー。
エモーショナルさと軽快なメロディ、分厚い音像のドラム・・・
アジカンの良さを凝縮した1曲に仕上がっているのが印象的。
歌をなぞるギターフレーズやサビで勢いを増すドラムもたまらない。
特に、硬派さを感じさせる間奏のギター演奏は圧巻の一言。
ポップでありながらも、しっかり聞かせてくれます。

何より、曲の持つ爽快感が歌詞とマッチしていて見事。
迷いながらでもいいから進んでいこう―。
どこまでも行こうとする決意が伝わってきます。
今のアジカンだからこそ歌える、力強さに満ちた1曲と言えるでしょう。

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『荒野を歩け』(映画『夜は短し歩けよ乙女』ver.)Short - YouTube 

 

8位.BUMP OF CHICKEN「リボン」
UKロックを彷彿とさせるノスタルジックなギターサウンドが印象的。
どこか浮遊感を感じさせる仕上がりなのは、最近の実験作の流れも汲んでいるからでしょうか。
力強く刻むドラムとベースラインの重厚さもあり、圧倒的な雰囲気を作り出しています。
決意を感じさせる歌詞も含め、新境地に入ったのを感じずにいられません。

 BUMP OF CHICKEN「リボン」 - YouTube

 

7位.Mrs.GREEN APPLE「どこかで日は昇る」
アイリッシュ民謡を意識したメロディラインと壮大なストリングスの力強さが印象的なロックバラード。
美しくも激情的に鳴らされるサウンドは圧巻の一言。
ますます進化を遂げる、ミセスの今が感じられる1曲となりました。
辛い日々でも同じように一日は過ぎていく・・・
だからこそ、少しでも希望を抱いていたい歌う歌詞も心に響きます。

 Mrs. GREEN APPLE - どこかで日は昇る - YouTube

 

6位.米津玄師「ピースサイン」
大切な人を守るために強くなりたい・・・
変化も恐れず前へと進む決意の表れを歌い上げたロックナンバー。
爽快なギターサウンドと米津玄師の力強い歌唱がその想いをより増幅させています。
変化していくことも大切、常に先を見つめるアーティストらしいメッセージ性を感じました。
ストレートに想いが伝わってくる、佳曲と言える仕上がり。

 米津玄師 MV「ピースサイン」 - YouTube

 

5位.ぼくのりりっくのぼうよみ「SKY′s the limit」
夏の太陽から降り注ぐ眩しい光・・・
そのキラキラ感を打ち込みサウンドで表現したアップナンバー。
王道サマーソングと言える仕上がりでありながら、ぼくりりらしいラップの切れ味は健在。
パーカッションも取り入れたことで軽快なリズムが心地いい楽曲となりました。
今年の夏はこれで決まり、そう言い切っても過言ではありません。

 ぼくのりりっくのぼうよみ - 「SKY's the limit」ミュージックビデオ - YouTube

 

4位.エド・シーラン「Shape Of You」
アコースティックギターのシンプルな旋律と力強い歌唱を聞かせるサビが印象的。
エキゾチックなサウンドやドラムのリズムを強調したサウンドもたまらない。
それでいて、あくまでもアコギの音色を大切にした楽曲に仕上げているのがポイント。
オシャレさも加えたサウンドになっているのは海外アーティストならではでしょう。
シンプルだけど洗練された雰囲気に圧倒されます。

Ed Sheeran - Shape of You [Official Video] - YouTube 

 

3位.Suchmos「A.G.I.T」
イントロで聞かせる、雰囲気たっぷりのギターリフがたまりません。
彼ららしいグルーブ感を重視したメロディは言うまでもなく健在。
特に、不穏なシンセで聞き手を引き込む間奏から盛り上がりを見せる大サビへの流れは圧巻。
自分たちの音世界に浸らせたいという想いがこれでもかって伝わってきます。
全体的にスリリングな構成となっている点も印象的。

Suchmos "A.G.I.T." (Official Music Video) - YouTube

 

2位.ONE OK ROCK「We are」
自分の目標に対して素直な気持ちで生きろと訴えかけるロックナンバー。
サビにおけるTakaの歌唱がとにかく圧巻の一言。
伸びやかで力強い歌唱からはどこまでも進んでいこうという決意を感じずにいられません。
壮大なバンドサウンドを軸に打ち込みを取り入れたりと、挑戦的な一面も見せてくれたのが印象的。
バンドの野心を表現した「Ambitions」のリード曲に相応しい1曲です。

ONE OK ROCK - We are -Japanese Ver.- [Official Music Video] - YouTube

 

1位.[Alexandros]「SNOW SOUND」
冬を感じさせるメロディ、シンセのサウンドがたまらない。
懐かしい雰囲気のアレンジも含め、王道の冬ソングらしい風格を感じます。
シンプルなリズムながらも力強いドラム、洋平の裏声を活かした歌唱もそれを引き立てる。
雪が降る様子をイメージしたサビのメロディ、儚げな歌唱は圧巻の一言。

[Alexandros] - SNOW SOUND (MV) - YouTube

 

まとめ

というわけで、上半期のベストソング20選でした。
やはり、メロディを重視して聞いているように思いますね。
いろんなアーティストの曲を聞き出してもそこは変わらないといいますか。

下半期もいい曲に出会いたいところ。

 

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2017年5月度 ベストソング5選

すでに6月も半分が過ぎようとしていますが、ようやく毎月恒例のベストソング企画を更新。
艦これやら戦艦少女Rをプレイしていて記事の作成が遅くなりました(^^;
というわけで、5月度は次点曲含めて以下の10曲です。

 

・2017年5月度ベストソング5選

 

夏の太陽から降り注ぐまぶしい光・・・
そのキラキラ感を打ち込みサウンドで表現したアップナンバー。
王道のサマーソングでありながら、ぼくりりらしいラップの切れ味は健在。
今年の夏はこれで決まりと言いたくなる、新たな夏の名曲が誕生しました。

 

  • WANIMA「CHARM」

新たなスタートを後押ししてくれる歌詞とアコギも取り入れた爽やかなメロディが前向き。
サビの疾走感やコーラスワークなど、WANIMAらしいキャッチ―さはそのまま。
自分たちの歌がお守りのような存在になり、ずっと愛されてほしい・・・
そんな想いと共にバンドの決意も感じられる1曲です。

 

UKロックを彷彿とさせるノスタルジックなギターサウンドが印象的。
どこか浮遊感を感じさせる仕上がりなのは、最近の実験作の流れも汲んでいるからでしょうか。
力強く刻むドラムとベースラインの重厚さもあり、圧倒的な雰囲気を作り出しているのが見事。
決意を感じさせる歌詞も含め、BUMPの新境地を感じずにいられません。

 

小気味いいギターサウンドがとにかく心地いい。
ドラムのリズムといい、リズム感を重視した初期の雰囲気に近いものを感じさせます。
曲の勢いではなく、楽曲で魅せる方向へと進化を遂げたのが見事。

 

  • Mrs.GREEN APPLE「どこかで日は昇る」

アイリッシュ民謡を意識したメロディラインと壮大なストリングスが力強いロックバラード。
美しくも激情的に鳴らされるサウンドは圧巻の一言。
ますます進化を遂げる、ミセスの今が感じられる1曲となりました。
辛い日々でも同じように一日は過ぎていく・・・
だからこそ、少しでも希望を抱いていたいと歌う歌詞も印象的。

 

・次点

 

自分にないものばかり持っている人が羨ましい・・・
そんな感情をストレートなギターロックで表現した1曲。
洋次郎らしい生々しさを感じさせないのがかえって新鮮です。
歌詞にも出てくる青をイメージした爽やかな楽曲だからでしょうか。

 

ホーンアレンジの印象的なスカパンクナンバー。
疾走感に満ちたメロディと「YEAH!」の掛け声もあって、聞いているだけで明るくなれます。
前向きな歌詞はこれからも新しいことに挑戦したいという決意を感じさせてくれました。
TrySailの弾ける元気さを感じずにはいられない、キュートで力強い1曲。

 

エフェクトを効かせたボーカルとピアノの浮遊感に満ちたサウンドが印象的。
英語詞で進撃の巨人の雰囲気を意識した作りでありながら、何とも言えない感覚に陥るのはかまってちゃんらしい。

 

自分の心と向き合う大切さを歌ったバラード。
シンプルなアコギの旋律がメインのサウンドは心へと染み入ってくる仕上がり。
サビの開放的な歌唱もグッとくるものがあります。
自分の心に問いかけることで本当の想いが見えてくる、そんなメッセージを含んだ1曲。

 

シンセとギターサウンドの開放感がたまらないポップナンバー。
乃木坂らしい爽やかさを感じられる仕上がりです。
恋心をスカイダイビングに例えた歌詞も印象的。

 

2017年 艦これ春イベント「出撃! 北東方面 第五艦隊」

5月2日から22日まで艦これの春イベが行われていました。

というわけで、今回もプレイ記をまとめていきます。
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E-1「出撃、大湊警備府!」 乙
ここ最近のイベントでは恒例となった、潜水棲姫がボスのマップ。
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意外と固いため、対潜値が高く先制攻撃が可能な朝霜を旗艦にしました。
他は阿武隈、五十鈴、那珂、夕立に扶桑と恒例の組み合わせ。
乙での攻略でしたが、軽巡3隻と朝霜による先制攻撃のおかげであっさりとクリア。
E-1なら乙でも安定して攻略できているので、そろそろ甲にも挑戦してみたいところ。

 

E-2「艦隊集結! 単冠湾泊地へ」丙
今回の春イベは「やや規模の大きい中規模イベ」と告知がありましたが。
早くもそれに相応しく、輸送と殲滅に分かれたダブルゲージ海域が登場です。
輸送と殲滅で戦力を使い分けることが重要だと感じました。
輸送作戦では大発も積める霞やヴェールヌイ、江風を採用し、ゲージを多く削れる編成に。
主砲1、大発2という装備で夜戦火力も考慮しました。
基地航空隊の活躍もあり、S勝利を取って数回で殲滅作戦へ。

 

後半の殲滅作戦は重巡棲姫が相手。
夜戦火力はあるものの、基地航空隊や金剛の火力もあってストレートでクリア。
丙なので苦戦はしませんでしたが、輸送・殲滅と2ステップを踏む関係で地味に時間がかかりました(^^;

 

E-3「艦隊抜錨! 北方防備を強化せよ!」丙
ここも輸送と殲滅の2段階海域なんですが・・・
輸送作戦のボスマスがないので、左上3か所のマスへと行って出現させなければいけないんですね。
戦艦ル級が道中にいたものの、撤退なしでギミック解除。

輸送に関しては、大発やドラム缶を多く積んだ艦隊で素早く攻略。
なお、輸送ゲージを削りきった段階で今回の新規艦・占守がドロップ!
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3回目での出来事だったので、驚きの声が出てしまいました。
攻略中にドロップしたのは初めてなのもありますね。

 

そして、本番となる殲滅作戦へ。
ボスは護衛棲姫でしたが、戦艦の火力を活かした水上打撃部隊で楽にクリア。
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基地航空隊である程度艦載機を削ったおかげで軽空母二隻でも制空は問題なかったですね。

 

E-4「迎撃! 士魂の護り」丙
いよいよ後段作戦なんですが・・・
ここはボスが陸上型の北端上陸姫ということに加え、戦艦を入れることが出来ません。
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そこで、三式弾とロケランを同時に装備できる航巡2、開幕で敵を減らしてくれる空母3、ボスの攻撃を吸わせるために潜水艦1で攻略。
潜水艦には特二式内火艇を装備させ、少しでもダメージを与えれるようにしました。
道中のヌ級改が厄介だったものの、問題なくクリア。
潜水艦がデコイとなったおかげで被害もほとんど出ませんでしたし。

 

E-5「北の魔女」丙
春イベの最終ステージ、敵の強さももちろんなんですが。
最後に相応しくダブル戦力ゲージとなっています。
ダイソンゲージを破壊した後でボスである北方水姫との戦いが待っています。

 

まずは前哨戦となるダイソン編。
ここは編成によってスタート地点が変わるようになってるので、下からスタートする空母機動部隊で。
途中の空母おばさんやフラルで大破しやすいため、道中支援はしっかり出しました。
やられる前にやるって感じですね。
空母おばさんマスで何回か撤退したものの、無事にダイソンを撃破。

 

そして、いよいよボスである北方水姫との戦いへ。
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今度は上からが近いため、水上打撃部隊にして挑みます。
軽空母二隻には烈風を2つずつ積んである程度制空権を取れるようにしました。
第二艦隊には特攻のある木曽と霞、阿武隈を中心にしてボスを倒しやすい編成に。
夜戦用に北上とプリンツ、対空カットイン用で秋月も入れてボス対策は万全。
ギミック解除もしていたことで、削りはサクサク進みました。
三回目のS勝利でリットリオもドロップし、目的を一つ達成。
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ただ、ラスダンではダイソンと古姫が随伴に出てきて多少苦戦。
二回ほど倒せなかったのですが、三回目で無事にクリア。
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春イベの攻略は終了したわけですが・・・

 

E-4 択捉掘り
ここからはイベント恒例の新艦掘りに。
今回の新艦娘とローマも狙っているのですが、まずは目標である新艦娘から。
資源の残量も考慮して、地味に時間のかかるE-4で択捉を掘ることにしました。
しかし、ここで思った以上に苦戦(^^;
ボスマスでのS勝利は確実に取れるものの、なかなか出てくれません。
約42回目の挑戦でようやくドロップしました!
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山風の時が30回くらいだったので、それよりもかかってますね。

 

E-2 国後掘り
次は国後を狙うことに。
神威もドロップするE-3か輸送ボスでのドロップ率が高いE-2のどちらかで掘るわけですが。
ドロップ率の高さに期待し、E-2で掘ることに。
クリア後ということで進むルートが少し変わってるみたいなんですね。
史実艦の霞や足柄に加えて、あまり育ってない潮も入れて掘り用の編成に。
基地航空隊の活躍もあり、S勝利は難しくなかったです。
約10回ほどでドロップしました。
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E-3 神威掘り
残るは神威だけなので、攻略時の編成でサクッと済ませることに。
こちらも15回ほどでドロップしてくれました。
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択捉掘りでの苦労も吹き飛ぶほどにあっさりと掘りは終了。

 

なお、E-5でのローマ掘りは出る前に資源が尽きてしまいました・・・
クリア後は機動部隊じゃないとボスに行かないうえ、道中のフラソとダイソンで撤退が多発。
一回当たりの資源消費量も半端なかったので、見る見るうちに減っていったんですよね。

 

・まとめ
今回は海域数的に中規模ではあったものの、普段の中規模よりは大きい印象を受けました。
ダブルゲージ海域が3つもあること(うち一つはダブル戦力ゲージ)が物語っていますね。
新艦娘も6隻のうち4隻が海域ドロップと、中規模にしては気合が入っていた感じかなと。
難易度的にも同じ海域数の16年秋イベよりは極端に難しい海域がなく、バランスは取れていたと思います。
ただ、基地航空隊が二式大艇なしではボスに届かない海域も見受けられたのが気になる点ではありますが・・・
基地航空隊による支援がほぼ必須となる中、イベント初参加の提督さんには敷居が高く感じられるんじゃないかと思いました。

何はともあれ、今回も楽しめたイベントではあります。
我が艦隊の艦娘たち、今回もありがとう!