高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

氷菓ED曲「まどろみの約束」

キャラの魅力と演じている声優さんの魅力。この二つを同時に感じられました。

 

1.まどろみの約束

千反田える役の佐藤聡美さんと伊原摩耶花役の茅野愛衣さんによるデュエット曲。
透明感を感じさせるギターとピアノの音色が印象的なサウンドに仕上がっています。
良質のポップスと言えるメロディラインも素晴らしく、聞き入ってしまいました。
何より、佐藤聡美さんと茅野愛衣さんの声の良さが引き出されているんですよ。
ふわっと柔らかい佐藤聡美さんの歌声と摩耶花らしい気が強い茅野愛衣さんの歌声。
二人の魅力を引き立てているメロディに仕上がっているのが見事。

 

2.ロマンスはまだ早い

しっとりした表題曲と違い、こちらは可愛らしいポップナンバー。
えると摩耶花の可愛さを表現した佐藤聡美さんと茅野愛衣さんの歌い方が印象的です。
軽快なメロディもあってか、元気さを感じられるのがポイント。
アニメでは見られない、はしゃいでいる時の姿をイメージしているんでしょうね。

 

・まとめ

氷菓」でヒロインを演じる声優二人によるデュエット曲ですが・・・
思ったよりもメロディがいい感じで聞き応えがありました。
佐藤聡美さんと茅野愛衣さんの歌唱もキャラの魅力を表現できていますし。

何より、茅野愛衣さんの歌声がキャラに近くて驚いたなぁ。
他のキャラソンは本人のカラーが強く出ているように感じたんですよね。

4/24 今日の1曲 スピッツ「春の歌」

藤原さくらさんによるカバーで話題になっているスピッツの「春の歌」。
原曲のアップテンポなメロディとは違い、アコースティックギターの音色を活かしたアレンジが印象的でした。
オーガニックサウンドで思ったよりは悪くなかったんですが、個人的にはスピッツのイメージが強いかなと。
というわけで、今日はスピッツの「春の歌」をご紹介。
軽やかなリズムと爽やかさが春らしい1曲です。

 

スピッツ「春の歌」

バックで掻き鳴らされるアコギの音色、一つ一つのギターフレーズが実に爽やか。
軽快なサビのリズムと常に進み続けたい気持ちを歌った歌詞の前向きさもマッチしています。
新しいスタートを切ることが多い春だからこそ、希望を持っていたい・・・
そんな気持ちが曲から感じられました。
爽やかなバンドサウンドのパワーポップに仕上げているのもその表れなんでしょうね。
春になると毎年のように聞きたくなる、スピッツの名曲です。

 

スーベニア

スーベニア

 

 

「Music review Questions」企画、始めます。

昨日の「Music review Questions 」。

こちらも前の質問企画と同様に参加型にしますので、ぜひやってみてください。

参加したい方はツイッターかここの記事にコメントをお願いします。

 

なお、参加して頂けた方は参加者リストに追加させていただきますね。

 

以下、質問になります。コピペしてお使いください。

 

・なぜ音楽レビューをブログに書いたり、またはツイッターに呟くようになりましたか?

 

・現在レビューの対象にしている音楽のジャンルは何ですか?

 

・レビューを書く上で気をつけていることは?
 

・批判的に書くことはありますか? 書く場合はどんな感じにしていますか?

 

・影響を受けた音楽レビューブログはありますか?(Amazonなどのレビュアーさん、ツイッターのユーザーでも構いません)

 

・今までレビューを書いた中で一番気合いを入れて書いたアルバム、楽曲を教えてください。

 

・あなたにとって音楽レビューとは?

Music review Questions

音楽感想をブログで書き始めて、今年で10年目。

前のブログ時代も含めてですが、よく続いたなって感じますね。

好きな楽曲の魅力を伝えたい、その想いがレビューを書く原動力なんでしょう。

そこで、音楽感想を書き始めた理由を自分への質問で掘り下げて行きたいと思います。

 

少し長くなりますが、お付き合い頂ければと。 

 

・なぜ音楽レビューをブログに書いたり、またはツイッターに呟くようになりましたか?

きっかけとしては二つあります。

いろいろな個人ブログを読むうちに「自分も何かブログに書いてみたい」と思うようになりまして。

じゃあ、どんなブログにするか? 考えた結果、好きな音楽の感想を書いてみようと思いスタートしました。

あと、Amazonで誹謗中傷に近いレビューを読んだのもありますね。

それが判断の材料になるんだったらいっそ自分でレビューを書こう、そう決めました。 

 

・現在レビューの対象にしている音楽のジャンルは何ですか?

J-POP(バンド、シンガーソングライター系アーティスト中心)、アニソン系が多いですね。

最近は洋楽もチェックしだしたので、そちらも書きたいなと。

 

・レビューを書く上で気をつけていることは?

 あまり長くなりすぎずに作品や曲の良かった部分を分かるようにしてます。

主にメロディや音のフレーズの「ここが素晴らしい」って箇所をピックアップしながら…

歌詞のメッセージ性とマッチしているかも重視していますね。

 

・批判的に書くことはありますか? 書く場合はどんな感じにしていますか?

基本的に批判的な文は書かないですね。

以前書いたことがあったのですが、単に不満を述べただけになってしまいまして…

そのアーティストのファンだと思われる方から批判コメントを頂いたことがあります(^^;

私に批判的なレビューを書ける才能はないと感じ、よい部分を紹介するスタイルに特化することとなりました。 

 

・影響を受けた音楽レビューブログはありますか?(Amazonなどのレビュアーさん、ツイッターのユーザーでも構いません)

 音楽レビューブログを始めるきっかけとなったのは「プラネタリウム~星々の唄~」というブログですね。(ブログはこちら→http://bumplunk.blog45.fc2.com/)

 

BUMPのファンの方がやってるんですが、優しい文体で楽しく読ませてもらいました。

実際、聞いてみようと感じたアーティストもあったんですよね。

ブログ主さんが音楽を楽しみながら聞き、それを文章で表現しているからなんでしょう。

魅力を分かりやすく伝えるレビューで読みやすく、オススメのブログです。

今は更新されてませんが…

 

・今までレビューを書いた中で一番気合いを入れて書いたアルバム、楽曲を教えてください。

 アルバムはスピッツの「とげまる」ですね。

パンチの効いたロックでありながら、繊細さも感じさせる…

そんな作風がまさにとげまる=スピッツだと思い、感じた魅力を全て文章にした覚えがあります。

 

楽曲だと[Alexandros]の「SNOW SOUND」でしょうか。

90年代を意識したウインターソングと言えるメロディに圧倒され、楽曲の良さを伝えるために書きました。

 

 ・あなたにとって音楽レビューとは?

 自分の音楽遍歴であり、魅力を伝えるための手段。

あまり上手いこと言えませんが。

 

以上で終わりです。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

個人的に感じたJ-POPとアニソンの違い

アニソン系の曲って一般の方はあまり手を出さないイメージがありますが、音楽という点はJ-POPと一緒なんですよね。

ただ、いろいろ聞いた中で違いを感じる部分もありました。

J-POPとアニソンは何が違うのか、考えてみたいと思います。

 

1.作品の世界に合わせた歌詞

基本的にアニメのOP曲は作品の内容に合うよう、歌詞が考えられているんですね。

キャラの心情とリンクしていたり、作品の世界観がわかるようになっているなど。

曲単体で聞くよりも、アニメのOP映像とセットで楽しみたい感じです。

 

2.曲の雰囲気

楽曲面についても同じことが言えると思います。

アニメの世界観に合わせて壮大だったり賑やかだったり…

 これまたアニメを見てると楽しめるものになっていますね。

特にキャラクターによる歌唱の曲はこの傾向が出てるんじゃないかと。

 

3.曲単体でも聞けるか

個人的に大きな違いだと感じている点がこれ。

アニメのOP・ED曲は映像と合わせて聞くとその魅力をより感じやすいものであることが多いです。

曲単体でもいい曲はありますが、やはり映像あってこそ良さを実感出来るんですよね。

上記と同じく、アニソン・声優アーティストやキャラ名義で歌ってる曲を聞いていてそう思います。

J-POP系アーティストの楽曲だとアニメタイアップがついていてもアーティストの色が濃く出ているため、純粋に曲を楽しめるわけで。

 

4.中毒性、インパクトの大きさ

これは圧倒的にアニソンの方があるんじゃないでしょうか。

キャラを演じる声優さんによる歌唱の曲でそれを感じますね。

楽曲の勢いがあればあるほど聞いた時のインパクトや中毒性は抜群。

そこにキャラの可愛さだったり、電波ソング的要素が加われば何度でも聞いてしまいます。

ここ最近のだとガヴリールドロップアウトOP、灼熱の卓球娘OP、あんハピOP、ひなこのーとOP・ED…

これらは曲を聞くためにOPだけを繰り返し見るほどでした。

 

・まとめ

上手くまとまってませんが、個人的に感じたJ-POPとアニソンの違いを挙げてみました。

どちらにも良さはあるので、分け隔てなく聞いていきたいですね。 

Base Ball Bear「光源」-青春こそ原点-

青春=ベボベ

それを確実なものにしてくれるアルバムでした。

 

・全体的な感想

ギタリスト・湯浅の脱退というトラブルを乗り越えた彼らのニューアルバムとなる「光源」。
今までと変わらないギターロックを奏でながらも、より青春というものに踏み込んだ作品となっています。
等身大の感情を描いた「二十九才」や「C2」とは違い、サウンド面はもちろん歌詞も青春らしさを感じました。
爽やかでキラキラしたギターサウンドや君と僕の関係を描いた歌詞がそれを物語っているんですよね。
いい意味でベボベの真骨頂を堪能出来るアルバムではないでしょうか。

ただ、ベボベの原点とも言える作風のアルバムをなぜ今のタイミングで仕上げたのか。
湯浅の脱退も影響しているかと思いますが、バンドとしての覚悟を表現したかったのでしょう。
大人になったとはいえ、ベースとなる爽やかなギターロックは変わらないわけで。
「二十九才」や「C2」もそれを軸にして作られていると思います。
青春を感じさせるギターロックを大切にしているからこそ、これらの傑作が生まれたんです。
切っても切り離せない青春を突き詰めた先にあるのが「光源」なんだと感じました。

 

・まとめ

ベボベの楽曲にある永遠のテーマである青春。
本作でそれが確かなものになったのではないかと思います。
変わらないサウンドにそれが表れていますね。

 

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茅野愛衣さんに対する興味が薄れた理由

※以前のブログにアップした記事を移転したものです。

 

今日は9月13日。
あの花のめんまを演じてからの活躍が目覚ましい茅野愛衣さんの誕生日です。
それ以降は持ち前の癒し系ボイスを活かした演技にとにかく惹かれました。
特に、俺修羅の冬海愛衣はハマりまくってたなぁ。

また、氷菓伊原摩耶花ベン・トーの白梅梅などの刺々しい感じの役も印象的。
アルドノア・ゼロのマグバレッジ艦長のように年相当の役もこなすなど、今後がますます楽しみ。

 

と言いたいところなんですが・・・

ここ最近は茅野愛衣さんに対する関心が非常に薄れてしまってます。
私が声優を応援するきっかけにもなった方なので、どうしてなのかずっと考えてました。

 

・どうしてそう感じてしまったのか

茅野愛衣さんの魅力と言えば、癒し系のふんわりとした声だと思います。
演じる役も声を活かしつつ、可愛い系からやさしいお姉さん役まで幅広くこなしている印象。
時には低めの声で刺々しさを感じさせる演技をしたりと意外に驚かせてくれました。

ですが、ここ最近は一部の役を除いてマンネリ化していると感じざるを得ません。
どの役も茅野愛衣さんだとわかるものではあるんですが、新鮮さに欠けている。
癒し系ボイスを活かし過ぎるあまり、それ以外の要素がないんですね。
悪く言ってしまえば、マンネリ化しているってこと。

うしおととら」でオマモリサマという座敷童の役を例に出しますが・・・
声を聞いた瞬間に茅野さんだとわかったので、どんな役でも存在感はあると思います。
でも、それだけなんですね。
座敷童という妖怪の役を演じるからには威厳というか、そういうのが欲しかった。
可愛らしい声が前面に出過ぎていて、個人的には威厳があまりないように感じました。

「人を癒したいから」という理由で声優になったそうですが。
プロの声優である以上、それだけじゃ務まらないと思います。
アルドノア・ゼロのマグバレッジ艦長は大人の女性を演じているなって感じはあったものの・・・
現時点ではまだ癒し系ボイスの声優って印象が強すぎます。
持ち味である以上はこれを活かした役がいいのでしょうけど、そろそろ別の強みがあればと思います。
C3部の初瀬カリラのような、ちょっとボーイッシュな演技をもっと伸ばしていって欲しい。
もう少し見守っていきますが、果たして。

 

・まとめ

少し批判的に書いてしまいましたが、完全に関心がなくなったわけではないです。
以前に比べると大ファンだと言えなくなったものの、ふんわりとした声はまだまだ聞いていたいんです。
そろそろ癒し系ボイスを活かすだけじゃなく、もう一歩踏み込んだ演技をしてほしいところ。