高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2017年1月 ベストソング 5選

今年も可能な限り、月ごとのベストソングを紹介していきたいと思います。
今月は個人的に気になったリリース作が少なく、早めに決まりました。
というわけで、1月は以下の5曲をピックアップ。

2017年1月 ベストソング5選

  • [Alexandros]「SNOW SOUND」
冬を感じさせるメロディ、シンセのサウンドがたまらない。
懐かしい雰囲気のアレンジも含め、王道の冬ソングらしい風格を感じます。
シンプルなリズムながらも力強いドラム、洋平の裏声を活かした歌唱もそれを引き立てる。
冬という季節がどういうものなのかをこの曲で描いているのが素晴らしい。
雪が降る様子をイメージさせるサビのメロディ、歌唱は圧巻の一言。

  • Suchmos「A.G.I.T」
イントロのギターリフから漂う雰囲気が圧倒的。
メロディ含め、聞く者を飲み込むほどの雰囲気があります。
不穏なシンセが鳴り響く間奏からギター、ベースなどで盛り上がる大サビは圧巻。
彼らの持ち味であるグルーブ感はもちろん、音世界を表現しているのが見事。
全体的にスリリングな展開になっている点もたまりません。

  • Mrs. GREEN APPLE「鯨の唄」
大胆にストリングスを取り入れた、力強くも壮大なロックナンバー。
悲しいことがあってもそれを乗り越えて歩いて行こう・・・
前向きなメッセージの歌詞がメロディの美しさ、力強さを確かなものにしています。
しっかりと聞かせるギターとベースのうねりも個人的にツボです。

自分の目標に素直であれ―。
そんなメッセージを高らかに歌い上げたロックナンバー。
壮大なバンドサウンドを軸に打ち込みを取り入れたりと、挑戦的な楽曲になっています。
バンドの野心を感じるアルバム「Ambitions」のリード曲に相応しい存在感があります。
常に前へと進む、ワンオクの姿勢を改めて感じられました。

ハンドベルアコーディオンの優しい音色がアクセントになったポップソング。
アコースティックギター主体のサウンドは聞いていると心が温まってきます。
不安を感じる今の時代だけど、今を見て生きることが大切・・・
そんな歌詞がシンプルなバンドサウンドが奏でるメロディと共に背中を押してくれる。
先が見えない時代だからこそ、今を全力で生きるべきではないでしょうか。

まとめ

アニソンや声優系の楽曲も含め、いろいろと聞きましたが・・・
今月は上記の5曲が飛び抜けていた印象です。
特に「SNOW SOUND」はJ-POP寄りのアレンジが功を奏したのか、冬ソングという仕上がりに。
懐かしい雰囲気もあってリピートしてます。

また、今年はアニソン・声優系や洋楽からも選びたいなと思ってます。
いいなと感じた曲をジャンル関係なしに紹介できたらいいですね。

THE KIDS(DVD付)

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Alexandros「SNOW SOUND」 -冬が胸に来る-

懐かしさを感じさせるシンセの音色が冬を感じさせる・・・
ドロスらしいポップセンスが炸裂したウィンターソングです。

  • SNOW SOUND

90年代前半サウンドを髣髴とさせるアレンジが印象的。
シンセの懐かしい音像によって冬の切なさと美しさを表現しています。
シンプルなリズムながらも力強いドラム、洋平の裏声を活かした歌唱もそれを引き立てる。
冬という季節がどういうものなのかをこの曲で描いているのが素晴らしい。
雪が降る様子をイメージさせるサビのメロディ、歌唱は圧巻の一言。
歌詞の通り、「例えるなら白い音」と言える曲になりました。

何より、展開のシンプルさに注目すべきなんですよね。
J-POPの王道である「Aメロ→Bメロ→サビ」が印象的な構成ですが・・・
これがメロディの良さを最大限に引き出しているように思います。
あえてシンプルな楽曲にすることで誰にでも馴染みやすい仕上がりとなりました。
サビは聞いていると口ずさみたくなってくるほどにキャッチーです。

まとめ

懐かしくもどこか新しい。
ドロスが冬という季節に思いを馳せて作り上げた、新世代のウィンターソング。
J-POP要素もしっかりと昇華し、冬の代名詞とも呼べる1曲となりました。
彼らからますます目が離せなくなりそうです。

SNOW SOUND/今まで君が泣いた分取り戻そう(初回限定盤)(DVD付)

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新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。      
f:id:utyuneko:20170101153243j:image
個人的に忙しい日々が続いてますが、無事に新年を迎えられました。

今年もこのブログでは音楽系記事、特に一曲感想とアルバムレビューを充実させていきたいなと考えてます。
メロディの良さだけでなく、歌詞から感じ取れたことを伝えられるようにしたいですね。
他のブログに比べて深く掘り下げた内容は書けませんが、親しみやすい文章で書いていきます。
読者の皆さん、2017年もよろしくお願いします。

画像は艦これで最近お気に入りの山風というキャラです。
晴れ着姿と恥ずかしがってるようなセリフが可愛い…

2016年アニメアウォーズに参加しました!

2016年の総括、最後はアニメを振り返ります。
今年もおちゃつさんのブログ企画「2016年アニメアウォーズ」に参加させていただきました。

・最優秀作品
最近ハマっている日常系アニメ、今年も強かった印象です。
どの作品にするのかいろいろ悩みましたが、その中から「ふらいんぐうぃっち」で。
ファンタジック要素も感じさせる雰囲気で描かれる、真琴たちの日常は見ていてほっこりしました。
使い魔の動物たち(特にチトさん)も可愛かったですし。

・特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
これでもかってくらいに尻アニメな「競女!!」ですね。
「金剛尻」など技の名前がバカバカしかったり、「尻が追ってくる・・・!」といった狂気すら感じさせるセリフ。
この吹っ切れた感が見ていて清々しかったです。
競女選手になるという目標に進むのぞみたちの姿も印象に残りました。

・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)

  • 男性キャラ
これを男性キャラに分類していいのか不明ですが、まほいくのファブで。
魔法少女に関する事実を話さないあたり、あのQBよりも悪質といいますか。
自分の目的のためなら手段を選ばない感じでしたし。
ゲスさが印象に残るキャラを選ぶとは思いませんでした(^^;

  • 女性キャラ
ラブライブ! サンシャインの国木田花丸ですね。
「~ずら」という語尾と都会の進んだ設備に興奮する姿が可愛かった。

・OP部門 (映像込みの評価でお願いします) 
今年は断トツで灼熱の卓球娘の「灼熱スイッチ」です。
白熱する試合を描いた映像、サビに向けて加速していく展開の楽曲が熱い。
バックで鳴る卓球のラリー音のリズムも心地よいですね。

・ED部門 (同上) 
あまんちゅ!のED「ふたり少女」で。
アコースティックテイストの癒される楽曲もさることながら、映像も良かったです。
海をテーマにしたアニメーションらしく爽やかなんですね。

まとめ
ということで、今年のアニメアウォーズは以上です。
昨年よりはアニメを楽しめたように感じました。
感想はほぼ書かなくなりましたが、その分アニメそのものを素直に見れるようになったと思います。
来年もアニメを楽しんで行きたいですね。

2016年ベストアルバム20選

2016年の振り返り、続いてはベストアルバム20選です。
今年は以下の20作品となりました。
では、どうぞ。

20位~11位


20位.平井堅「THE STILL LIFE」
19位.きのこ帝国「愛のゆくえ」
18位.80Kidz「5」
17位.フレデリック「フレデリズム」
16位.04 Limited Sazabyz「eureka」
15位.TK from 凛として時雨「white noise」
14位.ヤバいTシャツ屋さん「We love Tank-top」
13位.RADWIMPS「人間開花」
12位.UNISON SQUARE GARDEN「Dr.Izzy」
11位.クリープハイプ「世界観」

次点
Mrs.GREEN APPLE「TELVE」
Aimer「daydoream」

2016年ベストアルバム10選


10位.9mm Parabellum Bullet「Waltz on Life Line」
ワルツのように流れるアルバム構成が聞いていて気持ちいい。
9㎜らしく、歌謡曲の要素を取り入れたロックナンバーや勢い重視の楽曲も健在です。
個人的に彼らのアルバムで一番好きな作品になりました。

9位.ストレイテナー「COLD DISC」
サウンドの強靭さはそのままに、よりメッセージがストレートになったロックアルバム。
ずっと聞き続けて欲しい、タイトルからも力強いギターサウンドからもそれを感じられます。

8位.Perfume「COSMIC EXPLORER」
壮大なスケール感が圧巻の一枚。
タイトル通り、世界のみならず宇宙を見据えた構成となっています。
EDM要素を取り入れたトラックや彼女たち自身の軌跡を曲にした「STORY」の存在など・・・
新たなステージに立ったPerfumeの強さを感じずにいられません。

7位.高橋優「来し方行く末」
世の中を見据えたメッセージ性の強い曲から一転、生活の中で感じたことを歌った曲が増えたように感じました。
「明日はきっといい日になる」を始め、全体的にポジティブです。
厳しい言葉は身を潜めましたが、優しさに満ちたアルバムとなりました。
今の時代にこそ聞くべき1枚。

6位.ゲスの極み乙女。「両成敗」
不倫疑惑で注目されてしまったゲスの極み乙女の2nrフルアルバム。
全ての楽曲で印象に残るサビとメッセージ性を含んだ歌詞・・・
メロディ、歌詞と楽曲・アルバム全体で聞く者を掴んでくる一枚と言えます。
まさに「両成敗」が止まらないアルバム。

カートゥーンミュージック調の「Cheese Eye」やギターの響きに引き込まれるインスト曲「Dody」など・・・
新境地を感じさせながらも、ポップマエストロの本領が発揮されたポップの名盤です。
様々な楽器を駆使して独特の音世界を楽しませてくれるのは変わりません。
じっくりと聞きこみたい一枚となりました。

4位.Bruno Mars「24K Magic」
24カラットの輝きをそのまま音で表現したポップアルバム。
ドファンキーなリズムがたまらない表題曲の「24K Magic」を始め、眩いばかりの輝きに満ちています。

3位.宇多田ヒカル「Fantome」
人間活動後の「生と死」をテーマにしたアルバム。
サウンドのシンプルさはそのメッセージを伝えるためのものなんでしょう。
余計なものを削ぎ落とし、感じていることをポップミュージックに落とし込んだ傑作。
優しさに満ちた歌唱や暗い雰囲気まで、宇多田ヒカルの伝えたいメッセージを全体で感じ取ってほしい。

2位.スピッツ「醒めない」
スピッツというバンドの音楽に対する「醒めない」想いを表現したロックアルバム。
シンプルで真っ直ぐなサウンドがそれを物語っているのではないでしょうか。
リード曲の「醒めない」を始め、全曲でスピッツを感じられる。
これからも変わらずに自分たちのロックを奏でる、そんな決意に満ちています。

1位.[Alexandros]「EXIST!」
ロック、パンク、エレクトロ、ヒップホップなど様々なジャンルを取り入れた楽曲が目立つ1枚。
現状に満足しない川上洋平の決意がそのまま表れています。
今までを振り返りつつ、さらに先へと進む。
バンドの決意と覚悟がより明確になった名盤です。

振り返ってみて

今年は「音楽を楽しめたかどうか」をより重視した結果になったのではないかと思います。
難しく考えず、ピンと来た作品を選ばせていただきました。
来年もいい音楽に出会えるといいですね。

EXIST!(初回限定盤A)(DVD付)

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楽曲のみで選んだ、2016年TVアニメOP/ED10選

ベストソング○選、アニソンについてもやります。
毎年のことですが、ほぼ楽曲の評価のみで選びました。
映像の良さは他のアニメブロガーさんが語っているので、そちらを・・・
私は曲だけを楽しむ派ですので(^^;

楽曲のみで選んだOP/ED10選、以下の通りとなりました。

OP/ED10選

アコースティックギターの音色、てことぴかりの美しい歌唱に癒されました。
ハモリ会う箇所が二人の関係を表現しているように感じて見事。
茅野さんの歌声はもちろんなんですが、てこ役の鈴木絵里さんもいい歌声してます。
二人揃って「てこぴかり」なんだなと感じさせてくれる。

  • PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(あんハピ! OP)
イントロの「パンパン、パンチマインド」のリフレインが耳に残ります。
可愛らしい歌唱のおかげか、中毒性が半端ない。
デフォルメされたはなこたちがいろんな目に遭いながら頑張る映像も印象的。
歌詞と共にキャラの特徴を上手く伝えているように思います。

サビに向けて加速していく展開が本編の熱さや映像の勢いと見事にマッチ。
バックのラリー音も卓球アニメらしいこだわりが感じられますね。
穏やかなAメロから盛り上がりを予感させるBメロ、爆発するサビへと続く展開は聞き手をしっかり掴んでます。
間奏以降の展開はうねるギターサウンドも相まって、圧巻の一言。

  • Starry Wish(ViVid Strike! ED) 
いのりんの力強い歌唱に引き込まれます。
シリアスな雰囲気の楽曲でも安定して歌いこなせている印象。
アニメで演じているフーカの姿とも重なるように感じるのが見事。

ポジティブな気持の描かれた歌詞と軽快なメロディが印象的なポップナンバー。
珠輝の希望に満ちた新生活を彷彿とさせてくれますね。
下地紫乃さんの伸びやかな歌唱もいい感じ。

  • 今は短し夢見よ乙女(ガーリッシュナンバー ED)
応援歌的なメロディとキャラの動きが上手くマッチした映像に仕上がっています。
「ハイ!」という掛け声や笛の音を効果的に使った楽曲は聞いていて元気になれる。
ガーリッシュナンバーのメインヒロイン・千歳のための応援歌でしょうか。

牧歌的なメロディがアクアたちの頑張る姿をイメージさせてくれますね。
失敗しても焦らずに自分たちのペースで生きて行こう・・・
そんなアクアたちの姿勢がこの曲には表れています。

静流の不思議なキャラをイメージしたキャラソンと言った感じでしょうか。
ふわ~としたみかこしの歌唱にとにかくハマります。
アニメ本編の視聴は途中で止まっているけど(^^;

真琴たちのゆるやかな日常をイメージした優しいメロディに引き込まれますね。
王道のJ-POPにも近いアレンジが個人的にはツボ。
真琴と千夏の掛け合いも印象的。

浮遊感を感じるテクノポップサウンドとすみぺの歌声が何とも言えない。
映像と合っているかはさておき、リズムが癖になる1曲。

振り返ってみて

今年は昨年よりアニメを楽しめたように思います。
それに伴い、印象に残ったアニソンも増えた印象でしょうか。
映像よりも楽曲を重視した選定なのは変わりませんが(^^;

何はともあれ、来年もいいアニソンに出会えたらいいですね。

2016年 ベストソング20選

毎年恒例となった年間の振り返り記事。
楽曲、アルバム、アニメと3つに分けてやっていきます。

今回は2016年ベストソング20選をランキング形式で紹介。
最初は10選の予定でしたが、思いのほかいい曲が増えまして。
では、どうぞ。

2016年ベストソング20選


20位.AK-69「Forever Young Feat.UVERworld
攻撃的なラップやエッジの聞いたギターサウンドが突き刺さってくる。
「半端な覚悟ならドブに捨てな」というフレーズは鋭くも聞く者の背中を押してくれます。
応援歌でありながら、綺麗事だけでなく厳しさも含んでいるのが印象的。

19位.Mrs. GREEN APPLE「In the Morning」
ストリングスをアクセントにしたミセスらしさも感じさせるピアノロック。
常に前向きな気持ちだけは捨てたくない・・・
そんな想いの詰まった歌詞と美しいメロディに心を掴まれました。
ところどころで聞かせるピアノのテクニカルな演奏にも注目。

18位.Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE」
15年ぶりに活動を再開したハイスタ。
メロコアらしく重さを含んだギター、軽やかなベース、厚みのあるドラム。
ゆったりとしたメロディの楽曲ですが、しっかりと実力を感じさせてくれる。
青臭さを感じさせるコーラスもたまらない。
ハイスタの今後に期待です。

17位.フレデリック「オンリーワンダー」
80年代ポップスの懐かしさを4つ打ちサウンドで表現したギターロック。
レトロなシンセサウンドやサビの軽快さがいい意味での古臭さに繋がっています。
フェードアウトしていくアウトロも雰囲気を演出している。
4つ打ちギターロックでありながら、個人的にハマった1曲。

16位.宇多田ヒカル「花束を君に」
人間活動を経て発表された本楽曲。
温かみを感じさせるメロディが印象的なポップスとなっています。
亡くなった母への想いを綴った歌なのになぜか。
「君の笑顔が僕の太陽だったよ」というフレーズがそれを物語っているんでしょうね。
自分の母に対する想いがそのまま曲となった、今の宇多田ヒカルを感じさせる曲。

15位.サカナクション「多分、風」
シンセのキラキラしたサウンドと軽快なリズムがたまらない。
サビにおける風を感じられるかのような疾走感も印象的。
この曲で表現したかったのは風なんだろうなと思わずにはいられませんでした。
歌詞に描かれている「あの子」がその象徴ではないかと思います。
サカナクション史上、もっとも輝いてる1曲。

14位.秦基博「スミレ」
春の訪れを感じさせる軽快なポップナンバー。
柔らかな日差しを表現しているストリングスの音色が見事。
王道のポップスでありながら、聞いていると多幸感を感じられる。
秦基博さんの歌声も含め、温かさに満ちています。

13位.ゲスの極み乙女。「両成敗でいいじゃない」
重厚感あるギターサウンドのイントロや間奏のレトロなシンセがインパクト抜群。
それでいて、「両成敗が止まらない」とリフレインするサビは非常にキャッチーで口ずさみやすい。
不倫疑惑を連想させる歌詞の世界観もあってか、より印象に残ります。
突拍子な曲展開とゲスらしいポップセンスの際立った良曲。
それだけに、活動自粛は残念ですが・・・

12位.04 Limited Sazabys「climb」
「自分を信じ、行けるところまで行ってみる」と自信に満ちた歌詞が印象的。
直球のパンクサウンド、GENのハイトーンボイスがその感情をより増幅させています。
キャッチ―で疾走感のあるメロディも素直に心地よく感じられる。

11位.ONE OK ROCK「Taking Off」
スケールの大きくなったギターサウンドが印象的なロックナンバー。
壮大なギターサウンド、重厚感の増したドラムはただただ圧巻。
イントロのシリアスさやTakaの力強いボーカルも聞きどころ。
世界を意識したバンドの勢いを感じずにはいられない。

10位.高橋優「産まれた理由」
自分を産んで育ててくれた両親が出会ったことに対する感謝の気持ちが綴られた1曲。
ピアノ中心の優しいサウンドとメロディが歌詞に込められた感情を増幅させています。
両親のように大切な人を愛することが出来る人になりたい・・・
いつか出会う人への気持ちも感じられる、心に沁み渡るラブソング。


9位.THE YELLOW MONKEY「砂の塔」
マイナー調でありながら透明感のあるギターサウンドが印象的。
間奏のベースソロから感じる渋さ、どこか歌謡曲の雰囲気漂うメロディラインに聞き入ってしまいます。
特に、間奏の入り方は絶妙の一言。
二番目のBメロからラストまで自分たちのサウンドを聞かせているのが見事。
現代社会を歌ったように取れる歌詞も突き刺さってくる。

8位.RADWIMPS「前前前世」
どこまでも真っ直ぐなサウンド・メロディがグッとくるギターロック。
がむしゃらな雰囲気の楽曲と歌詞が上手くリンクしています
疾走感のあるメロディが君に対する迷いのない想いを増幅させるかのようで。
イントロの突き抜けたギターリフや力強い間奏の勢いが変わらないRADらしさと言えますね。


7位.スピッツ「醒めない」
適度な疾走感が心地よいギターロック。
ドラムのリズムやギターの旋律、サビの爽快感とがキャッチーでスピッツらしい。
シンプルだけど、聞くものを掴んで離さないメロディはさすがの一言。
過去があるから今に繋がっているという歌詞も印象的。
初期の勢いを感じさせるアレンジが進んでいこうって想いと重なっています。

6位.桑田佳祐「ヨシ子さん」
2016年に聞いた楽曲でもっとも衝撃を受けたんじゃないでしょうか。
イントロのシンセ含め、異国情緒を感じさせるサウンドが印象的。
サビの不協和音的なコーラス、意表を突いてくる展開といいぶっ飛んでいます。
世の中のオッサンたちに対して控えめになっていると嘆く歌詞も含めて・・・
素直に生きていいんじゃない?ってメッセージを伝えたいこそのインパクトなんでしょうね。
ふざけながらも、しっかりと想いが伝わってくる桑田節全開のポップソング。

5位.Bruno Mars「24K Magic」
これでもかってくらいにファンキーなサウンドが印象的。
リズミカルなメロディ、煽るような掛け声は聞いていて楽しくなる。
タイトル通り、輝きを感じさせるアレンジにも引き込まれます。
まさに「24K Magic」というに相応しい。

4位.Suchmos「STAY TUNE」
週末の夜に感じる楽しい雰囲気を表現した1曲。
加速していくシンセ音のイントロから引き込まれていきます。
リズミカルなグルーブを感じさせる仕上がりながら、華やかさもあるのが印象的。
アウトロのエッジが効いたギターサウンドは圧巻です。

3位.[Alexandros]「Feel like」
オシャレなシンセサウンドが洋楽の雰囲気を感じさせるドロス流シティポップ。
軽快なドラムのリズム、ハンドクラップは聞いていて楽しくなってきます。
オアシスなどUKロックの要素を取り入れ、洗練されたサウンドになっているのが素晴らしい。
現状に満足できないバンドの前向きな姿勢が表れた1曲。

2位.Suchmos「MINT」
ゆったりとしたグルーブ感とポップさがたまらない1曲。
ギターのカッティング、ベースとドラムのリズム、韻を踏んだ歌詞・・・
全てが心地よさを生み出しています。
ギターとキーボードによる掛け合いも聞いていて気持ちいい。
ソウルフルに歌い上げるラストは圧巻。
音のうねりに身を委ねて聞きたい。

1位.星野源「恋」
二胡の音色がオリエンタルな雰囲気を感じさせるポップナンバー。
サビのリズムが非常に軽快で、聞いていると楽しくなってくる。
適度な疾走感も楽曲のキャッチーさに繋がっている印象。
ギターやストリングスのテンポがちょうどいい感じなんですね。
生活から生まれる恋を描いた歌詞も印象的。
「YELLOW DANCER」の流れをくみつつも、違った印象に仕上げているのが見事。
あえてブラックミュージックの要素を薄めて純粋なポップスとなっています。

振り返ってみて

2016年は思ったよりも夢中になった曲が多く、20曲を選ぶことになりましたが。
どの楽曲もキャッチーさを重視しているような気がしますね。
歌詞のメッセージや想いも多少は意識しているものの、結局はメロディになるわけで。
聞いていて楽しくなるかを大切にしたのは昨年と同じだったように思います。

来年もいい楽曲に出会えることを願って、この記事を終わりにします。
読んでいただき、ありがとうございました。