高知の片隅でひっそりとJ-POPを語る

高知から音楽(J-POPメイン) やアニメなど、好きなものへの愛を語っていきます。

2016年アニメアウォーズに参加しました!

2016年の総括、最後はアニメを振り返ります。
今年もおちゃつさんのブログ企画「2016年アニメアウォーズ」に参加させていただきました。

・最優秀作品
最近ハマっている日常系アニメ、今年も強かった印象です。
どの作品にするのかいろいろ悩みましたが、その中から「ふらいんぐうぃっち」で。
ファンタジック要素も感じさせる雰囲気で描かれる、真琴たちの日常は見ていてほっこりしました。
使い魔の動物たち(特にチトさん)も可愛かったですし。

・特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
これでもかってくらいに尻アニメな「競女!!」ですね。
「金剛尻」など技の名前がバカバカしかったり、「尻が追ってくる・・・!」といった狂気すら感じさせるセリフ。
この吹っ切れた感が見ていて清々しかったです。
競女選手になるという目標に進むのぞみたちの姿も印象に残りました。

・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)

  • 男性キャラ
これを男性キャラに分類していいのか不明ですが、まほいくのファブで。
魔法少女に関する事実を話さないあたり、あのQBよりも悪質といいますか。
自分の目的のためなら手段を選ばない感じでしたし。
ゲスさが印象に残るキャラを選ぶとは思いませんでした(^^;

  • 女性キャラ
ラブライブ! サンシャインの国木田花丸ですね。
「~ずら」という語尾と都会の進んだ設備に興奮する姿が可愛かった。

・OP部門 (映像込みの評価でお願いします) 
今年は断トツで灼熱の卓球娘の「灼熱スイッチ」です。
白熱する試合を描いた映像、サビに向けて加速していく展開の楽曲が熱い。
バックで鳴る卓球のラリー音のリズムも心地よいですね。

・ED部門 (同上) 
あまんちゅ!のED「ふたり少女」で。
アコースティックテイストの癒される楽曲もさることながら、映像も良かったです。
海をテーマにしたアニメーションらしく爽やかなんですね。

まとめ
ということで、今年のアニメアウォーズは以上です。
昨年よりはアニメを楽しめたように感じました。
感想はほぼ書かなくなりましたが、その分アニメそのものを素直に見れるようになったと思います。
来年もアニメを楽しんで行きたいですね。

2016年ベストアルバム20選

2016年の振り返り、続いてはベストアルバム20選です。
今年は以下の20作品となりました。
では、どうぞ。

20位~11位


20位.平井堅「THE STILL LIFE」
19位.きのこ帝国「愛のゆくえ」
18位.80Kidz「5」
17位.フレデリック「フレデリズム」
16位.04 Limited Sazabyz「eureka」
15位.TK from 凛として時雨「white noise」
14位.ヤバいTシャツ屋さん「We love Tank-top」
13位.RADWIMPS「人間開花」
12位.UNISON SQUARE GARDEN「Dr.Izzy」
11位.クリープハイプ「世界観」

次点
Mrs.GREEN APPLE「TELVE」
Aimer「daydoream」

2016年ベストアルバム10選


10位.9mm Parabellum Bullet「Waltz on Life Line」
ワルツのように流れるアルバム構成が聞いていて気持ちいい。
9㎜らしく、歌謡曲の要素を取り入れたロックナンバーや勢い重視の楽曲も健在です。
個人的に彼らのアルバムで一番好きな作品になりました。

9位.ストレイテナー「COLD DISC」
サウンドの強靭さはそのままに、よりメッセージがストレートになったロックアルバム。
ずっと聞き続けて欲しい、タイトルからも力強いギターサウンドからもそれを感じられます。

8位.Perfume「COSMIC EXPLORER」
壮大なスケール感が圧巻の一枚。
タイトル通り、世界のみならず宇宙を見据えた構成となっています。
EDM要素を取り入れたトラックや彼女たち自身の軌跡を曲にした「STORY」の存在など・・・
新たなステージに立ったPerfumeの強さを感じずにいられません。

7位.高橋優「来し方行く末」
世の中を見据えたメッセージ性の強い曲から一転、生活の中で感じたことを歌った曲が増えたように感じました。
「明日はきっといい日になる」を始め、全体的にポジティブです。
厳しい言葉は身を潜めましたが、優しさに満ちたアルバムとなりました。
今の時代にこそ聞くべき1枚。

6位.ゲスの極み乙女。「両成敗」
不倫疑惑で注目されてしまったゲスの極み乙女の2nrフルアルバム。
全ての楽曲で印象に残るサビとメッセージ性を含んだ歌詞・・・
メロディ、歌詞と楽曲・アルバム全体で聞く者を掴んでくる一枚と言えます。
まさに「両成敗」が止まらないアルバム。

カートゥーンミュージック調の「Cheese Eye」やギターの響きに引き込まれるインスト曲「Dody」など・・・
新境地を感じさせながらも、ポップマエストロの本領が発揮されたポップの名盤です。
様々な楽器を駆使して独特の音世界を楽しませてくれるのは変わりません。
じっくりと聞きこみたい一枚となりました。

4位.Bruno Mars「24K Magic」
24カラットの輝きをそのまま音で表現したポップアルバム。
ドファンキーなリズムがたまらない表題曲の「24K Magic」を始め、眩いばかりの輝きに満ちています。

3位.宇多田ヒカル「Fantome」
人間活動後の「生と死」をテーマにしたアルバム。
サウンドのシンプルさはそのメッセージを伝えるためのものなんでしょう。
余計なものを削ぎ落とし、感じていることをポップミュージックに落とし込んだ傑作。
優しさに満ちた歌唱や暗い雰囲気まで、宇多田ヒカルの伝えたいメッセージを全体で感じ取ってほしい。

2位.スピッツ「醒めない」
スピッツというバンドの音楽に対する「醒めない」想いを表現したロックアルバム。
シンプルで真っ直ぐなサウンドがそれを物語っているのではないでしょうか。
リード曲の「醒めない」を始め、全曲でスピッツを感じられる。
これからも変わらずに自分たちのロックを奏でる、そんな決意に満ちています。

1位.[Alexandros]「EXIST!」
ロック、パンク、エレクトロ、ヒップホップなど様々なジャンルを取り入れた楽曲が目立つ1枚。
現状に満足しない川上洋平の決意がそのまま表れています。
今までを振り返りつつ、さらに先へと進む。
バンドの決意と覚悟がより明確になった名盤です。

振り返ってみて

今年は「音楽を楽しめたかどうか」をより重視した結果になったのではないかと思います。
難しく考えず、ピンと来た作品を選ばせていただきました。
来年もいい音楽に出会えるといいですね。

EXIST!(初回限定盤A)(DVD付)

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楽曲のみで選んだ、2016年TVアニメOP/ED10選

ベストソング○選、アニソンについてもやります。
毎年のことですが、ほぼ楽曲の評価のみで選びました。
映像の良さは他のアニメブロガーさんが語っているので、そちらを・・・
私は曲だけを楽しむ派ですので(^^;

楽曲のみで選んだOP/ED10選、以下の通りとなりました。

OP/ED10選

アコースティックギターの音色、てことぴかりの美しい歌唱に癒されました。
ハモリ会う箇所が二人の関係を表現しているように感じて見事。
茅野さんの歌声はもちろんなんですが、てこ役の鈴木絵里さんもいい歌声してます。
二人揃って「てこぴかり」なんだなと感じさせてくれる。

  • PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(あんハピ! OP)
イントロの「パンパン、パンチマインド」のリフレインが耳に残ります。
可愛らしい歌唱のおかげか、中毒性が半端ない。
デフォルメされたはなこたちがいろんな目に遭いながら頑張る映像も印象的。
歌詞と共にキャラの特徴を上手く伝えているように思います。

サビに向けて加速していく展開が本編の熱さや映像の勢いと見事にマッチ。
バックのラリー音も卓球アニメらしいこだわりが感じられますね。
穏やかなAメロから盛り上がりを予感させるBメロ、爆発するサビへと続く展開は聞き手をしっかり掴んでます。
間奏以降の展開はうねるギターサウンドも相まって、圧巻の一言。

  • Starry Wish(ViVid Strike! ED) 
いのりんの力強い歌唱に引き込まれます。
シリアスな雰囲気の楽曲でも安定して歌いこなせている印象。
アニメで演じているフーカの姿とも重なるように感じるのが見事。

ポジティブな気持の描かれた歌詞と軽快なメロディが印象的なポップナンバー。
珠輝の希望に満ちた新生活を彷彿とさせてくれますね。
下地紫乃さんの伸びやかな歌唱もいい感じ。

  • 今は短し夢見よ乙女(ガーリッシュナンバー ED)
応援歌的なメロディとキャラの動きが上手くマッチした映像に仕上がっています。
「ハイ!」という掛け声や笛の音を効果的に使った楽曲は聞いていて元気になれる。
ガーリッシュナンバーのメインヒロイン・千歳のための応援歌でしょうか。

牧歌的なメロディがアクアたちの頑張る姿をイメージさせてくれますね。
失敗しても焦らずに自分たちのペースで生きて行こう・・・
そんなアクアたちの姿勢がこの曲には表れています。

静流の不思議なキャラをイメージしたキャラソンと言った感じでしょうか。
ふわ~としたみかこしの歌唱にとにかくハマります。
アニメ本編の視聴は途中で止まっているけど(^^;

真琴たちのゆるやかな日常をイメージした優しいメロディに引き込まれますね。
王道のJ-POPにも近いアレンジが個人的にはツボ。
真琴と千夏の掛け合いも印象的。

浮遊感を感じるテクノポップサウンドとすみぺの歌声が何とも言えない。
映像と合っているかはさておき、リズムが癖になる1曲。

振り返ってみて

今年は昨年よりアニメを楽しめたように思います。
それに伴い、印象に残ったアニソンも増えた印象でしょうか。
映像よりも楽曲を重視した選定なのは変わりませんが(^^;

何はともあれ、来年もいいアニソンに出会えたらいいですね。

2016年 ベストソング20選

毎年恒例となった年間の振り返り記事。
楽曲、アルバム、アニメと3つに分けてやっていきます。

今回は2016年ベストソング20選をランキング形式で紹介。
最初は10選の予定でしたが、思いのほかいい曲が増えまして。
では、どうぞ。

2016年ベストソング20選


20位.AK-69「Forever Young Feat.UVERworld
攻撃的なラップやエッジの聞いたギターサウンドが突き刺さってくる。
「半端な覚悟ならドブに捨てな」というフレーズは鋭くも聞く者の背中を押してくれます。
応援歌でありながら、綺麗事だけでなく厳しさも含んでいるのが印象的。

19位.Mrs. GREEN APPLE「In the Morning」
ストリングスをアクセントにしたミセスらしさも感じさせるピアノロック。
常に前向きな気持ちだけは捨てたくない・・・
そんな想いの詰まった歌詞と美しいメロディに心を掴まれました。
ところどころで聞かせるピアノのテクニカルな演奏にも注目。

18位.Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE」
15年ぶりに活動を再開したハイスタ。
メロコアらしく重さを含んだギター、軽やかなベース、厚みのあるドラム。
ゆったりとしたメロディの楽曲ですが、しっかりと実力を感じさせてくれる。
青臭さを感じさせるコーラスもたまらない。
ハイスタの今後に期待です。

17位.フレデリック「オンリーワンダー」
80年代ポップスの懐かしさを4つ打ちサウンドで表現したギターロック。
レトロなシンセサウンドやサビの軽快さがいい意味での古臭さに繋がっています。
フェードアウトしていくアウトロも雰囲気を演出している。
4つ打ちギターロックでありながら、個人的にハマった1曲。

16位.宇多田ヒカル「花束を君に」
人間活動を経て発表された本楽曲。
温かみを感じさせるメロディが印象的なポップスとなっています。
亡くなった母への想いを綴った歌なのになぜか。
「君の笑顔が僕の太陽だったよ」というフレーズがそれを物語っているんでしょうね。
自分の母に対する想いがそのまま曲となった、今の宇多田ヒカルを感じさせる曲。

15位.サカナクション「多分、風」
シンセのキラキラしたサウンドと軽快なリズムがたまらない。
サビにおける風を感じられるかのような疾走感も印象的。
この曲で表現したかったのは風なんだろうなと思わずにはいられませんでした。
歌詞に描かれている「あの子」がその象徴ではないかと思います。
サカナクション史上、もっとも輝いてる1曲。

14位.秦基博「スミレ」
春の訪れを感じさせる軽快なポップナンバー。
柔らかな日差しを表現しているストリングスの音色が見事。
王道のポップスでありながら、聞いていると多幸感を感じられる。
秦基博さんの歌声も含め、温かさに満ちています。

13位.ゲスの極み乙女。「両成敗でいいじゃない」
重厚感あるギターサウンドのイントロや間奏のレトロなシンセがインパクト抜群。
それでいて、「両成敗が止まらない」とリフレインするサビは非常にキャッチーで口ずさみやすい。
不倫疑惑を連想させる歌詞の世界観もあってか、より印象に残ります。
突拍子な曲展開とゲスらしいポップセンスの際立った良曲。
それだけに、活動自粛は残念ですが・・・

12位.04 Limited Sazabys「climb」
「自分を信じ、行けるところまで行ってみる」と自信に満ちた歌詞が印象的。
直球のパンクサウンド、GENのハイトーンボイスがその感情をより増幅させています。
キャッチ―で疾走感のあるメロディも素直に心地よく感じられる。

11位.ONE OK ROCK「Taking Off」
スケールの大きくなったギターサウンドが印象的なロックナンバー。
壮大なギターサウンド、重厚感の増したドラムはただただ圧巻。
イントロのシリアスさやTakaの力強いボーカルも聞きどころ。
世界を意識したバンドの勢いを感じずにはいられない。

10位.高橋優「産まれた理由」
自分を産んで育ててくれた両親が出会ったことに対する感謝の気持ちが綴られた1曲。
ピアノ中心の優しいサウンドとメロディが歌詞に込められた感情を増幅させています。
両親のように大切な人を愛することが出来る人になりたい・・・
いつか出会う人への気持ちも感じられる、心に沁み渡るラブソング。


9位.THE YELLOW MONKEY「砂の塔」
マイナー調でありながら透明感のあるギターサウンドが印象的。
間奏のベースソロから感じる渋さ、どこか歌謡曲の雰囲気漂うメロディラインに聞き入ってしまいます。
特に、間奏の入り方は絶妙の一言。
二番目のBメロからラストまで自分たちのサウンドを聞かせているのが見事。
現代社会を歌ったように取れる歌詞も突き刺さってくる。

8位.RADWIMPS「前前前世」
どこまでも真っ直ぐなサウンド・メロディがグッとくるギターロック。
がむしゃらな雰囲気の楽曲と歌詞が上手くリンクしています
疾走感のあるメロディが君に対する迷いのない想いを増幅させるかのようで。
イントロの突き抜けたギターリフや力強い間奏の勢いが変わらないRADらしさと言えますね。


7位.スピッツ「醒めない」
適度な疾走感が心地よいギターロック。
ドラムのリズムやギターの旋律、サビの爽快感とがキャッチーでスピッツらしい。
シンプルだけど、聞くものを掴んで離さないメロディはさすがの一言。
過去があるから今に繋がっているという歌詞も印象的。
初期の勢いを感じさせるアレンジが進んでいこうって想いと重なっています。

6位.桑田佳祐「ヨシ子さん」
2016年に聞いた楽曲でもっとも衝撃を受けたんじゃないでしょうか。
イントロのシンセ含め、異国情緒を感じさせるサウンドが印象的。
サビの不協和音的なコーラス、意表を突いてくる展開といいぶっ飛んでいます。
世の中のオッサンたちに対して控えめになっていると嘆く歌詞も含めて・・・
素直に生きていいんじゃない?ってメッセージを伝えたいこそのインパクトなんでしょうね。
ふざけながらも、しっかりと想いが伝わってくる桑田節全開のポップソング。

5位.Bruno Mars「24K Magic」
これでもかってくらいにファンキーなサウンドが印象的。
リズミカルなメロディ、煽るような掛け声は聞いていて楽しくなる。
タイトル通り、輝きを感じさせるアレンジにも引き込まれます。
まさに「24K Magic」というに相応しい。

4位.Suchmos「STAY TUNE」
週末の夜に感じる楽しい雰囲気を表現した1曲。
加速していくシンセ音のイントロから引き込まれていきます。
リズミカルなグルーブを感じさせる仕上がりながら、華やかさもあるのが印象的。
アウトロのエッジが効いたギターサウンドは圧巻です。

3位.[Alexandros]「Feel like」
オシャレなシンセサウンドが洋楽の雰囲気を感じさせるドロス流シティポップ。
軽快なドラムのリズム、ハンドクラップは聞いていて楽しくなってきます。
オアシスなどUKロックの要素を取り入れ、洗練されたサウンドになっているのが素晴らしい。
現状に満足できないバンドの前向きな姿勢が表れた1曲。

2位.Suchmos「MINT」
ゆったりとしたグルーブ感とポップさがたまらない1曲。
ギターのカッティング、ベースとドラムのリズム、韻を踏んだ歌詞・・・
全てが心地よさを生み出しています。
ギターとキーボードによる掛け合いも聞いていて気持ちいい。
ソウルフルに歌い上げるラストは圧巻。
音のうねりに身を委ねて聞きたい。

1位.星野源「恋」
二胡の音色がオリエンタルな雰囲気を感じさせるポップナンバー。
サビのリズムが非常に軽快で、聞いていると楽しくなってくる。
適度な疾走感も楽曲のキャッチーさに繋がっている印象。
ギターやストリングスのテンポがちょうどいい感じなんですね。
生活から生まれる恋を描いた歌詞も印象的。
「YELLOW DANCER」の流れをくみつつも、違った印象に仕上げているのが見事。
あえてブラックミュージックの要素を薄めて純粋なポップスとなっています。

振り返ってみて

2016年は思ったよりも夢中になった曲が多く、20曲を選ぶことになりましたが。
どの楽曲もキャッチーさを重視しているような気がしますね。
歌詞のメッセージや想いも多少は意識しているものの、結局はメロディになるわけで。
聞いていて楽しくなるかを大切にしたのは昨年と同じだったように思います。

来年もいい楽曲に出会えることを願って、この記事を終わりにします。
読んでいただき、ありがとうございました。

艦これ 2016年秋イベ「発令! 艦隊作戦第三法」雑感

11月18日から12月9日まで艦これの秋イベが行われていたので、ざっと振り返りたいと思います。
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  • E-1 本土近海諸島補給線
昨年秋に実装され、お馴染みとなった輸送作戦マップですね。
輸送ゲージを破壊すればいいので乙作戦で攻略しました。

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ボスは潜水棲姫。よって、対潜攻撃力の高い五十鈴、朝霜を起用。
私の戦力ではちょっと不安がありましたが、何とかクリア。

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突破報酬は「三式戦 飛燕一型丁」。
既に持っている飛燕の上位種なのでありがたく頂きました。

  • E-2 本土沖
E-1を乙でクリアした自信からか、ここも乙で行くことに。
しかし、ラスダンで何度もゲージを破壊出来ないため丙に下げて攻略。
乙と同じく二航戦ルートを使用したので、すんなりクリア。
無理は禁物だなと感じましたね…
もっとも、ギミック解除や山風掘りがあるのでこれで良かったわけですが。

  • E-3 本土沖太平洋上
本イベント初の連合艦隊マップ。
ここはボスも連合艦隊で来るため、総勢24隻の砲撃戦となりました。
丙で攻略したのとギミック解除したため、そんなに強くはなかったですね。
ギミック解除が厄介な点を除けば、スムーズに攻略出来た海域です。

なお、ボスは水母水姫。
水母棲姫と比べると影が薄いように感じました…
見た目はこちらが好みなんですが。
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クリア報酬は初のフランス艦となるコマンダン・テスト。
アイオワ以降、流暢な発音が重視されてるように思いますね。
今回のコマンダン・テストもフランス語の流暢さが印象的。
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  • E-4 MS諸島北部
輸送と殲滅の二段階作戦マップ。
今回のE-4は間違いなく、2016年のイベントで最難関と言えるマップではないでしょうか。
丙なので空母おばさん率いる連合艦隊は大したことがなかったんですが…
道中の撤退率が輸送、殲滅ともに非常に高いんですね。
ボスまでに必ずヲ級(たこ焼き艦載機)と戦わなければいけないわけで。
特に輸送作戦はドラム缶を積んでる関係でやり過ごすことだけを考えました。
最初は戦艦を入れていたけど、二巡するのが嫌で空母二隻(烈風各2装備)にするほどです。
その作戦が上手く行ったのか、輸送作戦は何とかクリア。

続く殲滅作戦も撤退率の高いものでした。
戦艦や空母、駆逐艦による編成の6戦ルートで攻略したのですが、ヲ級改マスやら空母おばさんからの空襲で大破撤退が頻発。
何度かやってようやく空母おばさんと戦える感じでした。
クリアした時は二度と行きたくないと思ったくらいの難易度です。

幸い、狙っていた親潮、風雲、早霜が攻略中にドロップ。
ここで掘りをしなくて済んだのが救いです…
あと、秋月型の有り難さを改めて感じました。

  • E-5 MS諸島 B環礁沖
2016年秋イベの最終海域ですね。
スタート地点からボスまでがかなり離れており攻略不可能かと思われるんですが…
初登場となるスタート地点移動ギミックを解除すれば、真ん中付近に新たなスタート地点が出現。
周辺の敵を殲滅しつつ、攻め込んでいくマップなんでしょうか。
丙だと条件が緩いので、手早く解除してボスに行けました。


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ボスは深海海月姫
ダイソンやら駆逐古姫を含む連合艦隊を組んでおり、春イベE-7を彷彿とさせます。
装甲破砕ギミックも解除してたため、合計8回でラスダンに。
そのラスダンも北上さんが夜戦連撃で深海海月姫を沈めてゲージ破壊。


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サラトガもお迎えし、イベント全海域をクリアです。

  • 山風・朝風掘り
イベントクリア後は恒例となる新艦娘掘り。
一番の狙い目は白露型の新キャラ・山風。
なかなか出ずに気力がなくなりそうにもなったけど、約30回ほどで来てくれました。
その他、春風、磯風も。

続く朝風は最初のS勝利でお迎え。
攻略中含め通算10回目くらいでしょうか。
念願のプリンツも掘り中に来ました。

まとめ

ボスの装甲を下げるギミック解除。
今回はスタート地点にも似たようなギミックが仕組まれていたり、別の海域にもあるなど作業的に感じる面が目立ちました。
ただ、解除すれば装甲が下がっているなと感じたので手間に見合う感じではありますが。
基地航空隊も出撃数が決められており、より考えた運用が必要なのはよかったなと。
私はほとんど防空に回してましたが(^^;

何はともあれ、今回のイベントも満足のいく結果となりました。
頑張ってくれた艦娘たちに感謝です。

桑田佳祐「君への手紙」-君へと伝えたいこと-

桑田佳祐の熱い思いが詰まった「手紙」と言える4曲。

1.君への手紙
アコギのストロークによるイントロと優しいメロディが印象的なロッカバラード。
キーボードの優しい音色と相まって、より心に響いてきます。
人生における大切なこと(出会いと別れの繰り返しなど)を歌った歌詞も素晴らしい。
桑田さんの味わい深い歌唱だからこそ、そのメッセージが伝わってくる。
人生ってのはこういうものだとまっすぐな想いがこもった1曲。

2.悪戯されて
自身が影響を受けた歌謡曲の良さを伝えたい・・・
彼らしいエッセンスも交えて作られた歌謡ナンバー。
桑田さんの妖艶な歌唱が何とも言えないムード感を演出しています。
謡曲を愛する桑田佳祐だからこそ出来る、本気の歌謡曲

3.あなたの夢を見ています
失恋した儚さを明るいメロディに託したポップナンバー。
打ち込みサウンドの軽快なリズムや冬らしい鈴の音色が印象的。
サビにおける「ライラ」のリフレインも失恋の儚さを上手く演出しています。
失恋ソングでありながら、どこか心が温まってくる。

4.メンチカツ・ブルース
アコギを掻き鳴らしながら歌い上げる、桑田節全開のブルース。
メンチカツを食べられてしまった怒りや下ネタをコミカルに歌っています。
そのやりたい放題感が潔さに繋がっていて見事。
シンプルなアコギの響きも味わいがあります。

まとめ

4曲とも桑田さんの伝えたい想いが詰まっています。
人生における出会いと別れを大切にしてほしい、歌謡曲の良さなど・・・
シングルでありながら、しっかりとメッセージが高い仕上がりとなりました。

Alexandros「EXIST!」-確かな存在感とバンドの決意-

全体的な感想

[Alexandros]の6thアルバムとなる「EXIST!」。
今まで以上の勢いに満ちた楽曲からドロスの本気が伺える仕上がりです。
ギターロックを軸に、ポップス、パンク、エレクトロ、ヒップホップ、シューゲイザーなど・・・
様々なジャンルを貪欲に取り込んだサウンドで楽しませてくれました。

ピアノとギターサウンドで月の輝きを表現した美しいメロディの「ムーンソング」。
ヒップホップのリズムと鋭いギターリフが攻撃的でカッコいい「Kaiju」。
浮遊するピアノの音色ただただに美しさを感じる「O2」。
UKロックとシティポップのオシャレさがたまらない「Feel like」。
鋭いギターサウンドに圧倒される「Buzz Off!」。
硬派なロックからパンクテイストへの転調がたまらない「クソッタレな貴様らへ」。
ミドルテンポの王道サウンドが彼らにしては新鮮な「今まで君が泣いた分取り戻そう」。

ドロスのアルバム史上、もっともバリエーションに富んだ楽曲が揃っています。
これは高みを目指す川上洋平の決意がそのまま表れた結果なんでしょうね。
どの楽曲も高みを目指したいという感情に満ちていました。
新しい壁を歓迎し、乗り越えたい想いの「NEW WALL」で締めくくっているのがその表れ。
困難な壁を乗り越えてこそ、自分たちの存在を確かなものにすることが出来る―。
アルバムに散りばめられた様々なタイプの楽曲は彼らが乗り越えてきた壁そのものではないでしょうか。
今までを振り返りながらも、さらに先へと進んでいく。
バンドの決意と覚悟がより明確になった一枚と言えます。

以下、全曲レビュー


1.ムーンソング
ピアノの音色をアクセントにしたギターロック。
月の輝きを表現した美しいメロディがたまりません。
Bメロ後半で盛り上がってくる演奏、ラストの軽快なリズムも聞きどころ。
自ら月に成り上がってやるという強気な歌詞にドロスらしさを感じます。

2.kaiju
ヒップホップのリズムと早口で捲し立てる歌唱、乾いたギターサウンドが攻撃的なナンバー。
自らの人生にこれでいいのか?と問いかけてくる歌詞は聞く者の心に突き刺さってきます。
棘のある言葉が多いながらも、思わず考えさせられるメッセージ性に満ちた一曲。

3.Girl A
イントロの駆け抜けるシンセと重厚なバンドサウンドが印象的。
Aメロや間奏のドラムとベースが生み出す重苦しい雰囲気に圧倒されます。
掻き鳴らされるギターサウンド、力強いベース、重く鳴らされるドラムによる音の洪水は圧巻の一言。

4.Claw
初期衝動の勢いがそのまま表れたロックナンバー。
攻めるギターサウンド、カウントダウンありとやりたいようにやってる印象。
一転してサビではしっかりとしたメロディを聞かせてくれます。
そのギャップがたまらないですね。

5.O2
酸素って曲名だけあり、澄んだ空気感を表現した美しいサウンドに引き込まれる。
優しく語りかけるような歌唱と歌詞が心に沁みてきます。
ピアノとシンセを中心としたサウンドも必聴。

6.Feel like
シンセサウンドがオシャレで、洋楽の空気を感じずにいられないポップナンバー。
軽快なドラムのリズム、サビのリズミカルな歌唱、ハンドクラップ音・・・
これらは聞いていると楽しくなってきます。
オアシスなどUKロックの要素を取り入れた洗練されたサウンドがたまらない。

7.Aoyama
東京の青山を連想させるかのようなシティポップ。
小気味いいギターリフ、テクニカルな間奏がたまりません。
辛辣なメッセージを含む歌詞とのギャップも印象的。


8.Nawe,Nawe
ストリングスを導入した美しくも力強いロックアンセム。
キーボードの奥行あるサウンドがその美しさを増幅させています。
高音を活かして伸びやかに歌い上げるサビも圧巻。
思わず合唱したくなるような1曲です。
悲しみを乗り越えたから何も恐れるものはないと歌った歌詞もドロスらしい強さに満ちている。


9.Buzz Off!
鋭いギターサウンドが圧倒的にカッコいいロックナンバー。
サビ後半の盛り上がり、語りを入れた二番も聞きどころです。
ラストに向けての演奏も圧巻ですね。
特に、ギター同士の掛け合いは息を呑むほど。

10.クソッタレな貴様らへ
イントロの硬派なギターサウンドからパンクテイストへ転調する展開が印象的。
乾いたバンドサウンドはカッコいいの一言。
USロック調に転調する後半部分も圧巻。
これまでを振り返る歌詞もあってか、バンドのこれからの決意を感じさせますね。

11.Swan
ダブステップを意識した打ち込みとピアノ主体のイントロがオシャレ。
サビに向けて疾走感を増していく展開は聞いているだけでワクワクを感じさせてくれます。
それを増幅させるかのように、曲中で動と静を表現している点も注目。
穏やかなAメロ、尖ったギターサウンドが突き刺さるサビ・・・
メロディの良さを曲の持つ二面性で感じさせてるのが見事。
猟奇的ながらも、愛というテーマに向き合った歌詞もメロディを引き立てています。
ギターの掛け合いがカッコいい間奏、サビの最後で攻めてくるドラムの演奏にも注目。


12.I want u to love me
チープなシンセの音色が印象的なロックナンバー。
目まぐるしく変化する間奏からアウトロにかけての展開は圧巻の一言。
へヴィーなギターリフ、タッピング奏法、民族音楽っぽいコーラス・・・
一曲の中で見られるいろんな表情がたまりません。
表現力の高さにも注目して聞いてほしいところ。

13.今まで君が泣いた分取り戻そう
ストリングスを取り入れた、壮大なミドルバラード。
ミスチルスピッツなどの王道と言えるサウンドを意識しているのが印象的。
かなりJ-POPよりなんですが、かえって新鮮に感じます。
普遍的なラブソングに仕上がった歌詞も含めて。

14.NEW WALL
ストリングスの壮大な響きと駆け抜けていくバンドサウンドが気持ちいいロックナンバー。
シンプルで爽やかなメロディでありながらも力強さを感じました。
新たな壁にぶつかってもそれを乗り越えて行きたい―。
そんな想いがうたわれているからなんでしょうか。
サビのリフレインや「最高(愛しき)わが人生」という歌詞にそれが表れています。
困難も含めて人生を楽しむ、一番を目指す彼ららしいメッセージが込められた楽曲です。

まとめ

バンドが乗り越えて来た壁のように様々な表情を見せる楽曲たち。
覚悟とこれからの決意、これまでの想いが込められているように感じました。
既存の枠に捉われず、前へ進むドロスの姿勢が表れた名盤です。

評価:★★★★★

EXIST!(初回限定盤A)(DVD付)

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